アテンションプリーズスペシャル
〜オーストラリア・シドニー編〜
-あらすじ-
洋子が会議室に向かうと、すでにブームアップ委員会に関する広報部の説明会は終了し、企画の話し合いが行われていた。洋子は、ロックバンドを組んで全国ツアーをしよう、などと言い出し、皆を呆れさせる。そのとき、黙って話を聞いていた関山が、会社のホームページを使ってCAがフライト先を案内する動画を配信してはどうか、と提案する。洋子はもちろん、カオルも関山のアイデアに賛成し、さっそく広報部に提案することになった。
そんなある日、洋子の元に訓練生の上野がやってくる。上野は、洋子に対して挑発的な態度をとり、CAよりロックシンガーの方が向いている、などと言い放ち、洋子を怒らせる。
同じころ、関山は、副操縦士の堤修介(小泉孝太郎)との交際が上手くいかずに悩んでいた。堤が、若いCAの手を握っているところを偶然見てしまったのだ。
一方、弥生は、父親の昭三(浅野和之)が病院に運び込まれた、という知らせを受ける。出前の途中で倒れたのだという。医師によれば過労との診断だったが、元気のない父の姿に、弥生は動揺を隠せなかった。
別の日、国内線に乗務した洋子は、OJTを受ける上野のインストラクターを務めることになった。そこでも洋子に反抗し、ライバル心をむき出しにする上野。怒った洋子は、三神の元を訪れて噛み付いた。自分が教官だったら卒業させない、というのだ。それに対して三神は、洋子が以前、自分は教官に向いている、などと言ってことを持ち出し、その根拠を尋ねた。洋子は、ブームアップ委員会のことを例に、自分たちが中心となって会社を盛り上げていく、と答えた。すると三神は、今度のシドニー便に同じクルーとして乗務するときにその自信のほどを見せてもらう、と洋子に告げ…。
<Back
0.アテンションプリーズTOP
(C)フジテレビジョン