アテンションプリーズ
-Story-
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洋子たちが騒ぎ始めた乗客たちの対応に追われる中、応援要請を受けた翔太が機内に乗り込んだ。翔太は、コックピットの中に入り、システムのリセット作業を開始する。
乗客たちの苛立ちがピークに達したとき、洋子は、泣き止まない赤ちゃんのために、誕生祝いの歌を歌いだす。洋子は、床に落ちたよだれかけを拾ったとき、その赤ちゃんが1歳の誕生日であることに気づいていたのだ。洋子にあわせて、カオルたちも歌いだした。すると洋子は、CAの瑞穂も30歳の誕生日を迎えたことを乗客たちに知らせ、また歌い始めた。乗客からは、自然に拍手が起きていた。その歌声は、コクピットで作業を続けていた翔太や、それを見守っていた桜田たちにも届いていた。
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