アテンションプリーズ
-Story-
[9/11]
札幌行きの便に乗務した洋子は、カオルたち先輩キャビンアテンダントの仕事振りを初めてちゃんと見つめた。カオルたちは、どの仕事にも細心の注意を払いなが業務をこなしていた。その姿を見つめていた洋子は、三神の言葉を思い出していた。
OJTを終えて羽田に戻ってきた洋子は、ハンガーに向かうと、渡辺に頼み込み、ある飛行機の機内に入る許可をもらった。それは、老婦人が鈴を無くした便だった。
洋子が鈴を探していると、そこに翔太がやってきた。事情を知った翔太は、洋子に付き合って一緒に鈴を探し始めた。そのとき洋子は、渡辺は良い人だと思う、と翔太に話しかけた。すると翔太も、新人のころは怒鳴られてばっかりだったが、いまは渡辺が先輩でよかったと思う、と答えた。
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