ハチワンダイバー
-最終話-
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菅田健太郎(溝端淳平)は、中静そよ(仲里依紗)が父親・桐嶋清十郎(石橋蓮司)の死を受け、「鬼将会」の大将を継ぐと宣言したことに驚愕する。鬼将会が最強であることを証明するために、すべてのプロを倒すと言うそよ。菅田はそんなそよに、あなたを倒してでも連れ戻すと宣誓。そして、ふたりの対局がはじまる。

桐嶋が奨励会から与えられた退会駒を得たそよは、父の魂が自分を導くといって、父と同じ「千里眼」で菅田の手を見切り、早々に勝利を収める。敗北した菅田は、角田(伊達みきお)、飛鷹(富澤たけし)が駆け寄るも、答えることすらできない。

そんなところへ、師匠・鈴木歩人八段(小日向文世)がやってくる。うなだれる菅田に鈴木は、将棋には"ダイブ"ではたどりつけない無の境地があると教える。一局のすべてを悟り得るその場所に到達すれば、菅田は勝てると言う。自分のすべてを解き放ってそこを目指せと、鈴木は菅田を見据える。

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