ハチワンダイバー
-第7話-
[1/6]

菅田健太郎(溝端淳平)は、斬野シト(京本政樹)と再び対峙した将棋道場で、ガラスケースに入れられたみるく/中静そよ(仲里依紗)を目撃する。それは、本職が人形師の斬野が作った等身大の人形だという。体の細部まで再現していると聞いた菅田は、自分が勝ったら人形をもらうと宣言するが却下され、代わりにそよへの告白を賭けることに。すると、そこにそよが現れる。

そよに気持ちを知られた菅田は、対局に集中できない。そこで、告白を忘れてくれと頼むが、簡単には忘れられないと言われ、ますます混乱する。そんな菅田にそよは、「勝って!」と声をかける。これで自分を取り戻した菅田だが、間もなく苦しい局面に陥る。すると、突然、大声でそよに告白し始める。その叫びを断ち切るように、冷酷に指し返す斬野。追い詰められた菅田は、無言のそよに対し、自分が勝っている間だけは嫌わないでほしいと懇願する。そよがそれに同意すると、「それなら、無敵だ」と言い、今まで以上の速さで"ダイブ"する。覚醒した菅田は、力をみなぎらせ瞬時に駒を指していき、ついに斬野をとらえる。そして――、勝利を収める。

[次へ]

もどる
0.ハチワンダイバー TOP

(C)フジテレビジョン