ハチワンダイバー
-談話-
問:そして、相当にハードな3ヵ月でもあり……。
3ヵ月前、初めてスタジオにやって来たときは、「本当に自分に主演が務めるんだろうか」と、すっごく不安な気持ちでした。撮影がスタートしても、思うようにお芝居ができないし、スケジュールもいきなりハードだし、自分的に相当覚悟して入ったつもりだったんですけど、思った以上にきつくて。(実家のある)和歌山に何度帰ってしまおうと思ったか……。だけど、僕なんかよりも、スタッフさんのほうがずっと大変なんですよ。100人とかいるスタッフさんがみんな寝ずに動いてくださっているのを見たら、僕がこんな弱気でどうするんだって。それに、僕が演じた菅田はどん底から這い上がっていく男ですから、菅田にも負けられないと思ったんです。そんなふうに思えてからは、少しずつ前向きにもなれて。だけど、とにかく大きかったのは、そんな僕を支え続けてくれたスタッフさん、キャストのみなさんの存在ですね。どんなに辛いときでも、やさしく温かい気持ちで僕を見守ってくれていましたから。この出会いは、本当に絶対に忘れません。初めての主演の現場が『ハチワンダイバー』で、本当によかったです。
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