33分探偵
- ストーリー -
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地上げ屋の三島(田中要次)は村に警察が来たことを察し動揺。村長や神主や亡くなったスズと親しかった大杉は容疑が地上げ屋に向いていることに困惑していた。

村のあらゆるところに咲いているスズランを見つめ、何かを思いついた六郎はヒントを求め鑑識室に向かった。鑑識官(佐藤二朗)から死んだ3人には相当やりこんだゲートボールのタコがあり、体からは強心作用のある物質が発見されたと報告を受ける。村に戻った六郎がリカコ、大田原、茂木と寝ていると三島が足音を忍ばせ近づいて来た。三島の手に握られたナタが六郎らに振り下ろされようとしたその時、茂木が偶然目を覚ました。逃げ出した三島を追いかけ、連続殺人事件の犯人として逮捕しようとする茂木に三島は犯行を否定。六郎も殺害方法の相違を指摘して三島の犯行ではないと言う。大杉が自慢のゲートボールの腕前を抜かれ好意を抱いていたスズの心まで奪ったライバルが許せずにスズランの毒素を用いて殺害したと推理。完璧かと思われた推理だが大杉は否定。解決の糸口をみつけるため情報屋(小島よしお)の元へ向かった六郎は、言い伝えを真実と思わせることで儲かるのは神主だと聞く。再び村に戻った六郎は、神主も言い伝えに怯えていた1人であることから3人の死は老衰であると断言するのだった。

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