33分探偵
- ストーリー -
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鞍馬六郎(堂本剛)とリカコ(水川あさみ)は、大田原警部(高橋克実)の依頼を受けて富士見湖に向かう。何者かからの脅迫状が届き、安全のため湖畔にある別荘に避難しているおもちゃメーカー・宇宙堂の権藤社長(山田明郷)の警護のためと説明されるも、富士見湖が有名な霊感スポットだと聞きややおよび腰の六郎。そして、不気味にそびえたつ別荘を見上げる3人。

3人が自室にこもる権藤に挨拶を済ませ、茂木刑事(戸次重幸)、権藤の妻・美佐子(宮田早苗)、秘書の小宮山(飯田基祐)、お手伝いの吉田(片岡富枝)と食事をしようとしたその時、窓越しに権藤の異変を発見した庭師の木島(春海四方)の悲鳴が響き渡る。六郎らは慌てて部屋へ駆けつけるも、権藤はロープで首を吊りすでに息絶えていた。別荘の出入り口には警報機が設置されており外部からの侵入者がなかったことや遺書があったことから自殺と断定する大田原だが、六郎は異論を唱え33分もたせると宣言する。

かなり強引な仮説とまったく根拠のない美佐子との不倫疑惑を訴え小宮山に容疑をかける六郎だが、案の定、小宮山に一蹴されてしまう。六郎たちが情報収集に方々に散っていた頃、小宮山は誰かに電話で権藤の死を報告、美佐子は周囲をうかがいながら1人倉庫に忍び込み隠すように置いてあったロープを見つめていた…。

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