6月16日(水)
木下康太郎
木下康太郎

「遂に研修も山場!」

講師は、益田アナウンサー、軽部アナウンサー、笠井アナウンサー。

今日は前日に撮ったリポート映像の合評会をやりました。

今回はカメラマンの椎名さん、VEの大西さんも参加し カメラ・VEサイドからも批評をしてくださりました。

新人アナウンサー研修の集大成ともいえるリポート実習、約5分の映像に僕達の思いが詰まっています。

このリポートは、カメラのアングルや立ち位置など全て自分たちで決めたので、どのような映像になるかは自分たち次第…

僕の場合、初リポートということで緊張してしまいそれが表情に出てしまっていました。

益田アナウンサーより「心ここにあらず」のインタビューになっていると指摘され、次の質問ばかり考えず、相手の話をまずは聞くこととアドバイスを受けました。
一番大事なこと、それは相手の話をしっかり聞くことです。

この研修で学んだことを今後に活かしていきたいと思います。

二限の授業は阿部知代アナウンサー。

今回は芥川龍之介の「杜子春」を朗読しました。
自分が映画監督になったつもりで、ストーリの演出を考えなさいとアドバイスを頂きました。

キャスト、風景、セッティングをイメージしながら朗読をすると、感情が入りより良い読みができるんです。

皆それぞれが好きな俳優をキャストにして朗読していました。

朗読は言葉で画を描く作業なので、同じスピードで読むのではなく部分的に緩急をつけて読みなさいとご指摘頂きました。
フジテレビアナウンス室では朗読のイベントをやっているので、僕達も参加して恥じないよう今から練習をしたいと思います。

三限の授業は青嶋アナウンサー。

先日、南アフリカから帰国したばかりの青嶋アナウンサー。

W杯を間近で見た感想は「本物は強い!」

今日の授業ではスピークのニュース映像に合わせて、原稿読みをしました。

今まで部分的に映像と合わせて原稿読みをしたことはありましたが、今回は全部通して読むと言うことで本番さながらミスも許されません。

一人一人に原稿が配られいざ本番!

僕はサッカー日本代表のニュースということで、明るく、元気良く、分かり易くの三点に気を付けて読みました。
しかし、いざ映像に合わせて制限時間内に読むとなるとどうしても原稿を読むことに夢中になってしまい「伝える」意識が薄れてしまいます。
「伝える読みを極める!」というのは今の課題なので、徐々に慣れていきたいと思います。

実は今回の原稿読みの際に青嶋アナウンサーがその様子をビデオカメラで撮影していたんです。

早速皆で見てみると、原稿に向かって読んでいるせいか、みんなの表情は真剣そのもの。
そして、今日は青嶋アナウンサーの最後の授業ということで、 「地道に頑張れば必ず報われます。自分のやりたい仕事、そうじゃない仕事もとにかく一生懸命に思い切ってやってください」 とアドバイスを頂きました。
◆◇ コータローの ◇◆
こーんなこと

5月10日に始まった研修もあとちょっと!残り2日です。
嬉しいような、寂しいような…期待と不安に溢れます。
系列の同期ともあと少しでお別れなので、残りの研修も大切にしたいです。
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