金賢姫を捕らえた男たち
- 事件について -
■金賢姫(キム・ヒョンヒ)とは
朝鮮労働党中央委員会調査部所属女性特殊工作員。
1962年北朝鮮・平壌市生まれ。父親は北朝鮮外交官。
金日成総合大学1年修了後、平壌外国語大学日本語科に転入。在学中に工作員として選抜され、訓練を受ける。日本から拉致された田口八重子さんと思われる女性・李恩恵(リ・ウネ)から日本人になりきるための教育を受ける。
1984年頃から金勝一と「父娘工作員」としてスパイ活動を始め、1987年10月7日 「翌年のソウルオリンピック妨害のために大韓航空機を爆破しろ」という金正日の指令を受けたという。
大韓航空機爆破後の12月1日、金賢姫の「蜂谷真由美」のパスポートが偽装と判明。バーレーン空港で取調べを受けている間、煙草に仕込んだアンプルを服毒したが、一命を取りとめる。12月15日に韓国に移送され取調べを受けた後、1988年1月15日の記者会見で「金賢姫」という北朝鮮工作員であること、また拉致された日本人教育係の存在を認めた。
その後1989年3月にソウル地裁で死刑判決を受けるが1年後に韓国政府の特別恩赦により釈放された。
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