純愛ディソナンス

毎週木曜よる10時

純愛ディソナンス

毎週木曜よる10時
2022.06.30

中島裕翔さんがピアノの生演奏を初披露!!
『純愛ディソナンス』記者発表リポート!

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この夏大注目の純愛×ドロドロの”純ドロ“ストーリーを描く木曜劇場『純愛ディソナンス』(7月14日木曜よる10時スタート・初回15分拡大)の記者発表会見が行われました。登壇者は、主人公・新田正樹を演じる中島裕翔さんと、ヒロインの和泉冴を演じる吉川愛さんのおふたり。司会進行は、榎並大二郎フジテレビアナウンサーです。さっそく、中島さん、吉川さんのコメントをご紹介しましょう。

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新田正樹役 中島裕翔さん

「新田正樹は、兄とずっと比較されてきたことでコンプレックスを抱いていて、その反動で、どうすれば人から好かれるか、とか、相手の言って欲しいことを常に考えるような、常に打算的なところがある計算高い男です。対面的には凄く良い感じなんですけど、中身は凄くシリアスで、僕自身も初めての役どころですし、今回は音楽の先生ということでピアノも弾くということで、(ピアノは)ゼロからのスタートだったので、本当に大変だったんですけど、劇中で弾くピアノ曲がこのふたりにとってのテーマ曲だったりもするので、難しいことも楽しみながら、模索しながらやっている感じです」。

和泉冴役 吉川愛さん

「冴は、小さいころから母子家庭で育ってきたんですけど、お母さんがちょっとクセがありまして(笑)。そのお母さんから逃げるために必死にバイトをしたりしている女の子です。本当は凄くピュアで可愛らしい女の子なんですけど、でも家庭環境で色々あって、ピュアなんですけどちょっと“闇”がある、そんな女の子を演じています。」

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というおふたりの挨拶の後、榎並アナウンサーから、「中島さんは初めての音楽教師役で、ピアノも披露しているということですが、もしこの場にピアノがあったら……」というフリが。すると、最初からステージ上に置かれていた、大きなオブジェのようなものに掛けられていた布が取り除かれ、ピアノが出現!「えっ、こんなところにピアノが……」なんていうお約束のやり取りもありつつ、「仕方ないな。弾きましょう!」といってピアノ前に座る中島さん。「曲は『亡き王女のためのパヴァーヌ』(モーリス・ラヴェル作曲)です」と紹介されたのですが、取材陣が静かに見守る中、中島さんがいきなり『ねこふんじゃった』をカマして吉川さんからツッコまれる場面も。しかし、気を取り直して(?)、改めて披露されたその演奏は、ただただ美しく、ドラマの世界観そのものの見事なものでした。中島さんは「(緊張のあまり)手、ぶるぶるでした」とおっしゃっていましたが、吉川さんは「ドラマの時より上手くなっていて、ビックリしました。ピアノ指導の先生が『滑らかに、優雅に演奏してください』とおっしゃっていたんですけど、それを実際にやってのける中島さんはやっぱり凄いなと思いました」と大絶賛でした。(『ねこふんじゃった』を覚える前に『亡き王女のためのパヴァーヌ』を覚えた、という中島さんのピアノ・キャリアもかなり凄いですよね)。

その後は、共演者からのビデオ・メッセージも紹介されました。最初に登場したのは、正樹の同僚教師・碓井愛菜美役の比嘉愛未さんと、後に正樹と対立する路加雄介役の佐藤隆太さんです。比嘉さんから、「主演の中島さんの印象は?」と問われた佐藤さんは「ナイス・ガイです!」と即答。さらに吉川さんに関しては「現場に立ったときのスイッチングの仕方が、女優さんとして凄くカッコいいな、と思いました」とのこと。比嘉さんも「切り替えが凄いですよね」と同意されていました。佐藤さんは、そんな比嘉さんが演じる愛菜美の“陰キャラ”ぶりにも感心しているようで、雨が降っていないのに濡れているように見える髪が特にお気に入りのよう。「佐藤さんは、髪の話をずっとしているんです。濡れてないのに、『濡れた髪』って言うんです。それが凄く面白くて(笑)」と吉川さんが暴露してくれました。

続いて登場したのは、冴の同級生・朝比慎太郎役を演じる髙橋優斗さん。正樹を敵視するようなキャラでもある慎太郎は、正樹の胸倉をつかむ場面もあるそう。「『大丈夫だから思いっ切りきなよ!』と言ってもらったので、めちゃめちゃ思いっ切りやったんですけど、マジで気持ち良かったです!」と髙橋さん。すると中島さんは、「どんな話ですか、先輩の胸倉掴んで気持ちいいって(笑)。僕もありました。横山裕くんの胸倉掴んだことが。その時も『全力できていいよ』って言われたんですけど、後日、関ジャニ∞さんについているスタイリストさんから「めっちゃ痛がってた」って教えられました(笑)。ジャニーズの“胸倉あるある”ですね(笑)。僕も結構痛かったんで」なんてコメントも。

さらにその後は、中島さんが所属するHey! Say! JUMPが手がけた主題歌『Fate or Destiny』の初披露も。この曲に関して中島さんは「めちゃめちゃこだわりました。USロックというかミドル・バラードで、英詩もたくさんある曲です。入りは凄くせつないんですけど、サビになると解放感がある……ドラマが、二重の禁断の愛を描くということで、この曲自体にも二面性があるような感じになっていると思います」とのことでした。吉川さんも「耳に残るし、心が穏やかになるような曲です。普段、俳優としての中島さんしか見ていなかったので、『あ、ジャニーズさんなんだな』と思ってそれも凄く新鮮でした」とおっしゃっていました。

そして最後は、中島さんから視聴者のみなさんへのメッセージもいただきました。
「タイトルからして聞きなれない単語なんですけど……ディソナンス=不協和音という。ポスターにも書いてありますが「愛は、純粋すぎると毒になる。」という言葉が、このドラマのテーマだと思います。「えっ、純愛っていいんじゃないの?」と思うんですけど、その裏に隠されたもの……憎愛にも変化するし、ちょっと歪な形の愛、純愛すぎるが故に怒ってしまう不協和音……各キャラクターがふたりをごちゃごちゃドロドロにしていきます。それによって、ふたりの距離が縮まったり、離れたりというところもありますし……。生徒と先生の禁断の恋、というところから始まるんですけど、そんなに分かりやすいものだけではなく、新しい『セカンド・パートナー』などの概念にも切り込んでいくので、そういうところにも着目していただきたいです。令和の時代だからこそ共感していただける禁断の恋が、純愛ドロドロの『純愛ディソナンス』というドラマになっていると思いますので、楽しんでいただけたらと思います。」

話題の“純ドロ”ドラマ 木曜劇場『純愛ディソナンス』は、7月14日(木)よる10時スタートです。初回は15分拡大でお送りします。是非、チェックしてください!!

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