2022.8.22 Mon. Update
NEWS 15

高橋努さん、遠藤久美子さん、
今井悠貴さんが出演!
第8話から物語はいよいよ最終章に突入!

『競争の番人』では、8月29日(月)放送の第8話ゲストとして高橋努さん遠藤久美子さん今井悠貴さんの出演が決定しました。
高橋さんは小勝負(坂口健太郎)の父・小勝負誠(こしょうぶ・まこと)を、遠藤さんは小勝負の母・小勝負朋子(こしょうぶ・ともこ)を、今井さんは公正取引委員会・四国支所職員の三島徹(みしま・とおる)をそれぞれ演じます。第8話から、物語はいよいよ最終章に突入。今までダイロクで一筋縄ではいかない案件を、予想だにしない着眼点や発想で解決してきた小勝負。そんな小勝負は20歳で司法試験に合格。東大法学部を首席で卒業というエリート。どの会社・官庁にでも就職できたはずだが、公取委にいることにこだわりを持ち、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やし、時折鋭い目つきを見せる場面もありました。第8話では、そんな小勝負の今まで明かされなかった過去が明らかに!  さらに、寺島しのぶさん演じる第六審査長の本庄聡子(ほんじょう・さとこ)が、小勝負の過去を唯一知る人物でしたが、その謎も明らかになります。そこで重要なキャラクターとなるのが、小勝負の両親、誠と朋子、そして三島です。

15年前、本庄は公正取引委員会・四国支所にいました。そこで本庄は、後輩の三島と道路改良工事の談合疑惑を調査する中で、大手ゼネコンの『ラクター建設』が中心となって談合を取り仕切っているとにらみ、調査を始めます。本庄は調査の中で、『ラクター建設』の取引先に社員14名の小さな建設会社『小勝負建設』があることに着目して…。

高橋さんは、2022年だけでも『嫌われ監察官 音無一六』(2022年/テレビ東京・BSテレ東)、『金田一少年の事件簿』(日本テレビ)、『ドクターホワイト』(カンテレ)、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』、映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』など、多くのドラマ、映画に出演。月9ドラマへの出演は『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(2018年)以来、4年ぶりとなります。

遠藤さんは1995年、芸能界デビュー。90年代のバラエティー番組全盛の時代に、数々の番組にレギュラー出演し、長きにわたりお茶の間の人気者に。現在は、映画、テレビ、舞台を中心に本格的な女優業をスタート。フジテレビのドラマでは、カンテレ制作の『ドンウォリー!』(1998年)、東海テレビ制作の“昼ドラ”枠最後の作品となった『嵐の涙~私たちに明日はある~』(2016年)への出演はありましたが、フジテレビ制作の連続ドラマへの出演は、今作がキャリア初となります。

今井さんは、3歳で子役デビューをして、現在23歳という若さですでに芸歴は20年。“千の風になって”ドラマスペシャル第3弾『はだしのゲン』(2007年)や、『ガリレオ』(2007年)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2008年)など数々の作品で、子役ながらに存在感を放つ演技で“天才子役”と呼ばれ、現在も2020年1月期の連続ドラマ『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』(テレビ大阪・BSテレ東)でテレビドラマ初主演を務めるなど活躍中。月9ドラマには『ミステリと言う勿れ』(2022年)第7話に出演したばかり。

なぜ小勝負は公取委にいるのか?  国交省の藤堂清正(小日向文世)を目の敵にしているのか?  小さな建設会社で一生懸命、誠実に働く誠と朋子、そんな両親が大好きだった少年時代の小勝負との掛け合いを見れば、その謎が明らかに!  そして、15年前、本庄と三島が追っていた『ラクター建設』の入札談合疑惑の真相は?  最終章に突入する8月29日(月)放送の第8話をお見逃しなく!  

高橋  努さんコメント

公正取引委員会。あまり身近に感じたことがなく不安でしたが、脚本を読むと、とても面白い。一気に引き込まれました。坂口健太郎演じる小勝負勉の少年時代に出演させて頂きました。小勝負の過去が明かされる大事なシーンの連続だったので、野田監督と密にコミュニケーションをとらせてもらい、1カット1カット丁寧に撮って頂きました。真面目に仕事しても上手くいかない葛藤、間違った方向へ巻き込まれる模様、自分の正義が通用しないなど、ある社会の裏側を実感する役でした。ニュースでしか見ない出来事を体感しました。非常に苦しかった。小勝負の過去にこんな事があるなんて…。ぜひご覧くださいませ。

遠藤久美子さんコメント

少年時代の小勝負勉の母親役だと聞いて、台本を読ませて頂きました。子どもにとって家族は、その後の人生を変えてしまうほど、多大な影響を与え、少年時代に起きたある事がきっかけで、今につながっている。読み終えた後は、とても心が苦しくなりました。でも、当時の母親を演じるにあたっては、仲間を大切に、家族を愛し、主人と共に、息子の成長や幸せを心から願う母親でありたいと思いながら演じさせて頂きました。壊れたあの日々から正義を取り返して、未来の力となります様に。

今井 悠貴さんコメント

スーツを着てお芝居をする経験は今回が初めてでした。小さい頃から“はたらく大人”の役に憧れてきましたが、公正取引委員会の職員という、最高に渋くてカッコいいお仕事が僕のはじめてになるとは思ってもいませんでした。立入検査のシーンなんてまさしく、“大人の仕事!”という感じでしびれました。僕の演じる三島は、気がついたらいつの間にかそばに居る、パーソナルスペース狭めの本庄さんの後輩です。四国支所の楽しい仲間と送る、ちょっと緩い空気感を楽しんでいただければ幸いです。

野田 悠介プロデューサー
(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

小勝負の家族は温かく笑顔が絶えない家族にしたかった。そんな中で豪快さと職場の人からも信頼を置かれる誠に高橋努さん、笑顔が素敵で、家でも職場でも元気印のような母親・朋子に遠藤久美子さん。お二人からにじみ出る温かみを小勝負の家族にも持っていてほしかったです。そして家族が経験する悲しみ、笑顔が絶えない家族だからこその切なさを表現して頂きたく、このお二人にお願いをさせて頂きました!  そして、寺島さん演じる本庄の過去を知る人物。上司を支え、厄介な相手先も笑顔でかわして、かといってエリートへの卑屈さもない三島には今井悠貴さんが持ち合わせる人の良さや、どこか憎めずに応援したくなる姿が三島にぴったりだと思い、お願いをさせて頂きました。新たなキャストを迎え、物語が大きく動き出すので、ぜひお楽しみ下さい!

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