2022.7.8 Fri. Update
NEWS undefined

7月7日(木)、七夕の日に『競争の番人』の制作発表が行われました。登壇したのは、W主演の坂口健太郎さん杏さんほか、小池栄子さん大倉孝二さん加藤清史郎さん寺島しのぶさん。6人はドラマの舞台になる公正取引委員会第六審査、通称“ダイロク”のメンバーです。第1話の紹介VTRを集まった記者のみなさんに披露した後、伊藤利尋アナウンサー司会で始まりました。

伊藤アナ
映像をご覧になっていかがでしたか?
坂口さん
僕も初めて見たんですけど、ちょっと面白そうじゃないですか?
大倉さん
ちょっとじゃないでしょ?
坂口さん
面白そうですよね(笑)
伊藤アナ
皆さん、ご覧になられていて、メッチャ盛り上がってましたよね?
小池さん
みんな格好良かった!
坂口さん
1話のダイジェストですけど、あれがいろいろ繋がっていくんです。(第1話放送は)4日後なので、皆さんに見ていただけたら嬉しいです。
伊藤アナ
公正取引委員会が舞台ということで、演じてみていかがでしたか?
坂口さん
大変でしたよね?
杏さん
(坂口さん演じる小勝負は)天才という役だから、バァーッと喋りますから。
坂口さん
いや、皆さんも本当にセリフは大変じゃなかったですか?
小池さん
坂口君ほどはねぇ…。
加藤さん
僕なんか電話をとってるだけだったから!
坂口さん
いや、そんなことないよ(笑)。公正取引委員会という名称は耳なじみあるんですけど、実際にどんな仕事をしているのかは、いざ自分が台本をいただいて、調べてみないとわからないものがすごく多かったので、聞きなれない、言い慣れない専門用語もすごく出てきたし…。でも、それを普段から言っているような感覚で喋らなきゃいけないっていうのは、すごく難易度が高かったかもしれないですね。
伊藤アナ
杏さんは白熊という役ですが。
杏さん
(白熊は)警察に入って人助けをしたいという気持ちでずっとやってきた中で、公取委に来たので、“ここはいったい何をするところなんだろうな?  何なんだ?”っていう思いを持っています。その辺りは“公取って何?”っていう視聴者さんの目線にも近いのかなと思います。公取委が人を救う、公取委でなきゃ救えない人たちがいる、ということに気が付いていくのが白熊の大きな筋となっています。
伊藤アナ
アクションもあるそうですね?
杏さん
体が先に動いちゃうんです。それで失敗をしたりもするんですが、頭脳派の小勝負君と熱血派の白熊がそれぞれのアプローチで案件を探っていく感じになっています。
伊藤アナ
小池さんが演じる桃園はちょっと偉いんですよね?
小池さん
白熊ちゃんという後輩が入ってきて、すごく真面目に働いてくれるので、桃園としては少し楽になると嬉しさを感じながら(笑)。そして、“落としの桃園”と言われるぐらい聴取が得意なんです。アメとムチの使い方が上手な、姉御肌なキャラクターです。
杏さん
(小池さんは)個人的にも白熊役としても頼れる先輩という感じで、気さくに話してくださるし、リードもしてくださったので頼らせていただきました。
伊藤アナ
坂口さんはいかがですか?
坂口さん
小勝負は天才肌なんですけど、足りてないところもたくさんあるんですよ。そこを(桃園たち)ダイロクのメンバーが補ってくれているんです。小勝負は一瞬暴走するようなこともあるんですけど、その時にみんなが近くにいてくれる。そこで仲間がいることに気付いたりするんです。役から少し離れた時にも(演者の皆さんに)感じる瞬間があったりしました。
伊藤アナ
寺島さんは?
寺島さん
私はボスなので、ここぞという時にパッと出てきて、パッと去る…。しかも、そのセリフがすごく難しくて!  公取委は決して派手ではないんです。でも、公取委を知ることで、ニュースなどで、“立ち入り検査が入りました”というのを聞くと“あっ!  あれね!”って、わかるようになってきたり、勉強になりました。視聴者の皆さんも“こういうことなのか”って思いながら、楽しく見てくださればいいなと思いました。
伊藤アナ
大倉さんはダイロクのキャップですよね?
大倉さん
そうなんですよ。この豪華なメンバーを率いて、いつも先頭を歩かせていただいてるんですが、その後どうなるか?  は、お楽しみなんですけど。第六審査の大ボスが寺島さんで、僕(風見)は現場のリーダーみたいな感じです。風見は上の者に弱いですね(笑)。ただ、下の者にもそんなに強いわけでもなく、ダイロクのメンバーからもあれやこれやと言われて…振り回されるというより、逆パワハラをされているような…。いつも桃園に叱られているんですけど、そこは僕と小池さんの実際の関係のような…。
小池さん
やめて欲しいなぁ、そういうのは(笑)。すぐ活字になっちゃうんだから。
大倉さん
!!…なんてのは、ウソです!
伊藤アナ
役どころそのままという感じなんですね?
小池さん
頼れるんですよ。いざという時には締めてくれますので、(風見は)逆にみんなが頼れるキャラでいてくださるんです。そういうキャラの方って会社や組織には必要じゃないですか?
大倉さん
公取委って地味な仕事がメインなんですよ。証拠を集めて、ずっと調べて…。僕はそこをしていて、派手に動く二人(小勝負と白熊)をサポートして、上には頭を下げるキャップですね。
伊藤アナ
加藤さんが演じる六角はダイロクのムードメーカーです。
加藤さん
ムードメーカーでした?
小池さん
皆んなに可愛がられていたよね?
加藤さん
役柄で言うと、六角は熱血でもなく頭脳派でもなく、単に機動力を買われているんだろうなと。ネットに強いので、小勝負さんからここを調べてくれと言われたり…そういう時にだいたい六角がパソコンで調べているんです。ダイロクで一番若いからといって“元気印”かといえばそうでもないし、業務は割と淡々とこなすタイプですね。
小池さん
(六角がどうしてそうなのか?)理由は後々わかってくるからね。
加藤さん
ダイロクで最年少ではあるので、愛されるキャラになればいいなぁと思いながら撮影に臨んでました。
杏さん
(撮影現場では)皆んなの中心にいる感じだったよね?
坂口さん
達観してるんですよ。
小池さん
(加藤さんの)芸歴長いから!
坂口さん
それはあると思う。
加藤さん
芸歴感じるって、すごく嫌な響きですね(笑)
坂口さん
知識が豊富で、本当に何歳なの?  という感じでしたよ。
大倉さん
(小さい頃に)店長やってたからだよね?(笑)

終始和やかに続いた制作発表は記者の皆さんからの質問の後、この日は七夕ということもあり、登壇者の皆さんが大きな短冊に書いた願い事を発表するコーナーですが実は…。まずは、坂口さんが発表。

坂口さん
僕は切実に“無事に撮り切れますように”です。
伊藤アナ
では、次は杏さん、お願いします。
杏さん
私はこれです。“坂口君”
大倉さん
“お誕生日”
寺島さん
“おめでとう!”
小池さん 加藤さん
“おめでとうー!”
伊藤アナ
7月11日は坂口健太郎さんのお誕生日です!  おめでとうございます!

そうです、坂口さんのお誕生日サプライズなのです!

坂口さん
全然気がつかなかった。
杏さん
『競争の番人』スタート日がお誕生日ということで、前祝いをさせていただきました。おめでとうございます!
伊藤アナ
それでは、少し早いですがお誕生日を迎えられての抱負をお願いします。
坂口さん
自分が主演をさせていただくドラマの初日の放送が誕生日なんていうことは、きっともうないと思います。これからもがんばりたいと思います。なんか、お誕生日をお祝いしていただくのって、少し恥ずかしいんですよ(笑)。でも、ありがとうございました!
伊藤アナ
さて、11日の初回は坂口さんのお誕生日なのですが、翌週18日の第2話の放送日にお誕生日を迎える方もいらっしゃるんです。
大倉さん
伊藤さん、いらないですよ…。
伊藤アナ
そうです。大倉さん、第2話放送日のお誕生日、おめでとうございます!
大倉さん
誰も興味ないでしょ?(笑)抱負?  元気でいたい。広末涼子さんと同じ誕生日です。
一同
おーーーっ!
大倉さん
おー!  じゃないでしょ?(笑)
伊藤アナ
最後に坂口さん、杏さんから一言ずつメッセージをお願いします。
坂口さん
まだ撮影が残っていたりするんですが、(ダイロク)の皆さんとお芝居できないのが切なかったりするんです。それぐらい、ダイロクメンバーと撮っている瞬間は本当に豊かな時間でした。公正取引委員会の仕事を丁寧に撮影していく中で、いろんな事を皆さんに知って欲しいという気持ちもあるんですけど、ダイロクのメンバーとの芝居を皆さんに見ていただくのが楽しみです。ぜひ、ご覧ください!
杏さん
本当にいろんな発見があったドラマだと思いました。1話〜3話はウェディングカルテルを扱っていくんですが、ここからいろいろな案件を扱っていくんです。それが本当にどんどん違う業種になっていくので、様々な発見を皆さまも楽しみながら得られていくドラマじゃないのかな?  と、思います。ダイロクのキャラクターが全話を通じてどのように歩んでいくのか?  をぜひ最後までご覧いただければと思います。よろしくお願いいたします。

『競争の番人』第1話は7月11日月曜夜9時スタート!  お楽しみに!

バックナンバー