
2022.5.23 Mon. Update
風見 慎一役
大倉 孝二さん

風見 慎一役
大倉 孝二さん
- 『競争の番人』への出演オファーを知った時はいかがでしたか?
- 僕はまず企画書をいただいた段階で “自分に出来るかな?”、“向いているかな?”ということを考えるのですが、企画書で風見の人物像を読んで、“僕で良ければ”やらせていただきたいと思いました。自分は“お堅くはない”世界で生きてきたもので(笑)、公正取引委員会という“お堅い”仕事をしている人物を演じる時に、僕が演じることで、リアリティーというか、そういうところで働く方に見えるのか?というのが一番気にかかりました。でも、いただいた風見というキャラクターは、お堅く見えるところと抜けているところの両面があるので、これならばやらせてもらえるなと思いました。
- 風見はどのように演じようと思いましたか?
- あらかじめ自分で“ああしよう”、“こうしよう”と考えて現場に入るタイプではないので、監督が何を求めていらっしゃるのかを主眼として監督の要求に応えられるように日々取り組んでいます。
- 風見は第六審査のキャップですが、頼りない面も…。
- そうとう頼りないですね(笑)。調査は真面目に取り組んでいるんですけど…。そういうところも監督がきっちり見てくださっているので、僕もダメなところはダメに、ビシッとしているところはきっちりとやっているつもりではあります(笑)
- 舞台となる公正取引委員会については?
- 全く恥ずかしいことですが、ニュースなどで聞くぐらいで、詳しい知識はありませんでした。白熊(杏)が警察から異動になるのも、“そういうこともあるんだ”と今回初めて知りました。
- 収録現場の雰囲気はいかがでしょう?
- 皆さん自分のペースを持ちつつ、他の方のペースにも合わせていると思います。むしろ僕が協調性がないタイプなので…ほぼ一番年上なんですけどね(笑)。そんなにハイテンションの方もいないし、やたら大人しい方もいない、フラットで居心地の良い現場です。
- 坂口健太郎さん、杏さんの印象は?
- お二方とも共演するのは初めてです。僕に言われたくはないでしょうけど、何せおふたりとも背が高い!僕と3人で並ぶと特殊なチームか?と思ってしまうほどです(笑)。印象としてはおふたりとも、とてもサッパリしていて良い意味で変なクセもないので、スッと現場に溶け込める雰囲気がありました。だからこそ、現場の雰囲気も良いのではないかと思います。私は正直、あまり中心に立つという意識もないですし、風見という役柄も、皆んなに頼られていないので丁度良いと思っています(笑)
- 最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
- 公正取引委員会という一見とっつきにくい題材ではありますが、ちゃんとエンターテインメントにしていると思うので楽しんでご覧いただけると思います。風見は多分、見ていてイライラするようなキャラクターだと思います。でも、イライラしていただければ僕の役目が遂行されているので、ぜひイライラしながらご覧ください。ありがたいことに、たまに“風見もやるじゃん?”というシーンも、用意されていますので、そこもぜひ楽しみにご覧ください。
