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市原隼人さん、内田理央さんが
第1話ゲスト出演!
俳優キャリア20年以上の市原さんが
月9初出演!
内田さんは5年ぶりの月9で
木村拓哉さんと初共演!

『風間公親-教場0-』では、第1話(4月10日月曜放送)のゲストで市原隼人さん、内田理央さんの出演が決定しました。

市原隼人さんが演じるのは、機械部品製造工場の社長・益野紳祐(ますの・しんすけ)。妻を交通事故で亡くしている益野は、小学生の娘と2人で暮らしていました。小さな工場を経営する社長として、仕事熱心な益野には心配事が。それは、母親の死後、娘が言葉を話せなくなり、喉の調子が悪く、度々苦しそうにすること。その原因がわからない益野は、母親が亡くなってしまった精神的なダメージからくるものだと思い、朝起きるとまずは娘の体調を気にするところから1日が始まります。益野の妻が亡くなったのは、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視して猛スピードで走ってきた車にひき逃げされたのが原因でした。ひき逃げ事件の犯人が捕まっていない中、自分の人生を台無しにした犯人のことを益野は恨んでいます。そんな益野にはひき逃げの犯人に心当たりがあって・・・。

市原さんのフジテレビの連続ドラマの出演は、『カラマーゾフの兄弟』(2013年)以来10年ぶり、連続ドラマ初主演作となった『WATER BOYS 2』(2004年)や『ROOKIES』(2008年・TBS)などへの出演で注目を集め、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)では宿老の一人、八田知家役を、映画『ヤクザと家族 The Family』では、不良の青年がヤクザとなり、やがて一般社会で生活する人間の軌跡を演じるなど、巧みな表現力でさまざまな役を演じ分けています。岩井俊二監督の映画『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)でのデビュー以降、俳優として20年以上のキャリアがある市原さんは、フジテレビドラマにも数々出演していますが、意外にも月9ドラマへの出演は今作が初。また、主演の木村拓哉さんとの共演は映画『無限の住人』(2017年)以来、ドラマでは初共演です。

内田さんが演じるのは謎の女性・日中弓(ひなか・ゆみ)。弓はある夜、ホストクラブのオーナーの芦沢健太郎(あしざわ・けんたろう/久保田悠来)とタクシーに乗り込みます。酒で酔っている芦沢の指示の元、タクシーは目的地へと向かいます。移動中に芦沢は弓に「俺の旅の記録だ」とタブレットの画面を見せるのですが、画面を見た弓は血相を変えます。そんな中、タクシーが急停止。「急に飛び出しきた猫をひいてしまったかもしれない」とタクシー運転手は慌てて車から降りて出ていきます。運転手が車に戻ってくると、弓は寝てしまった芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、タクシーを降ります。指示された場所に着いた時、運転手は芦沢の胸にナイフが刺さり死んでいることに気付くのです。ナイフには芦沢の指紋がついていて、彼自身がポケットに忍ばせていたものでした。一緒に乗っていた弓はサングラスにマスクをしていたため、身元がわかる手がかりを残していません。運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言していて…。

主演を務めたドラマ『来世ではちゃんとします』(2020年・テレビ東京)では、性に奔放な性依存系女子を演じ、“赤裸々エロラブコメディー”という作品性が話題になり、続編が制作されるほどの人気に。『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年・TBS)ではピンクの髪の歌姫・アリエルを演じるなど、個性的なキャラクターも見事に演じる内田さん。そんな内田さんのフジテレビ連続ドラマへの出演は木曜劇場『レンアイ漫画家』(2021年)以来、2年ぶり。月9ドラマへの出演は、自身の月9初出演作となった『海月姫』(2018年)以来、5年ぶり。また、主演の木村さんとは今作が初共演となります。

市原隼人さんコメント

「今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです。そんな男が正義への概念を崩された先にたどり着く所は何なのか?そして、秩序と向き合う風間がなぜ教官になったのか?ひもとかれていく展開をお楽しみ下さい」

内田理央さんコメント

「『教場』シリーズを見ていたので、どんなストーリーなのか、一視聴者としてとても楽しみでしたし、そこに携われることをとても光栄に思います。生徒としてではなく、事件に関わる者として風間さんにお会いできるのを本当に楽しみにしていました。撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました。私は第1話のストーリーが始まってすぐに出てくるミステリアスな女性の役として出演させていただきます。多くは語れないので、是非見ていただけるとうれしいです」

渡辺恒也プロデューサー(フジテレビ 編成部)

「“ここは教場ではない”。その言葉に表されるように、今作はシリーズで初めて警察学校という閉鎖的空間を出て一般社会の中で起こる殺人事件を捜査する刑事の物語が描かれます。これまでの風間教官が向き合ってきた生徒たちとはまた異なる、さまざまな事情を持った登場人物たちと毎話どのように関わっていくのか、連続ドラマならではの面白さを存分に味わっていただきたいと思います!第1話のゲスト、市原隼人さん演じる益野は、悲壮感とにじみ出るような怒りを身にまとった人物です。役を深く自分の中に落とし込んでから表現していくような市原さんにしか演じられない益野になっています。内田理央さん演じる謎の女・日中弓は、“風間VS新人刑事VS殺人犯”という三角関係において、今作を象徴する役割を持った人物です。彼女という存在そのものが、事件解決の重大なヒントになっているので、ひとときも目を離さず見届けていただきたいと思います!」

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