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『教場Ⅱ』最後に謎を呼んだ
北村匠海さんが出演
『教場』シリーズ最大の謎
“風間を襲った犯人および
その真相”が明らかに!

『風間公親-教場0-』に、刑事指導官・風間公親(木村拓哉)とバディを組む新人刑事・遠野章宏(とおの・あきひろ)役で、北村匠海さんの出演が決定しました。『教場Ⅱ』(2021年)のラストシーンでは、突然、風間の刑事時代のシーンが流れ、刑事時代の風間とバディを組んで事件を捜査していた人物が北村さん演じる遠野でした。その捜査中、土砂降りのビルの屋上で遠野は追っていた犯人に襲われ、遠野をかばった風間は千枚通しで右目を刺されます。風間の刑事時代を描く今作では、風間と遠野がバディを組んで事件を捜査していく中で、あの“雨の屋上での惨劇”がなぜ生まれたのかが描かれます。『教場』シリーズでの“義眼の風間教官”が誕生したきっかけで、『教場』シリーズ最大の謎の“風間を襲った犯人およびその真相”が、ついに今回明らかに!なお、北村さんのフジテレビ連続ドラマおよび月9ドラマ出演は『ミステリと言う勿れ』(2022年)以来、主演の木村さんとの共演は『教場Ⅱ』(2021年)以来2年ぶりとなります。

今作は、『教場』(2020年)、『教場Ⅱ』(2021年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描きます。そこは“風間道場”と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていました。

北村さんが演じるのは、新人刑事・遠野章宏。警察学校時代の成績も優秀で、学校長自慢の生徒だった遠野は、校長直々の推薦で交番勤務から捜査一課の“風間道場”へ入ることに。子どもの頃から警察官になることを夢見ていた遠野は、その強い気持ちを持ち続け、ついに念願の刑事としての第一歩を踏み出せたことに喜びを感じ、指導官の風間に対しても屈託のない笑顔で話しかけます。成績優秀な遠野は事件現場でも率先して動き、自分で考え、捜査をしていきます。刑事としての基礎体力は劣りますが、新人刑事とは思えないほど、的確な捜査方法で事件の答えへと近づいていく遠野の明せきな頭脳にまわりの刑事は驚き、風間も「いい腕をもっている」と認めながらも、「君には欠けているものがある」と告げます。自分に何が欠けているのか理解できない遠野でしたが、風間と向き合う時間の中で、気づかされていくのです。そして、『教場Ⅱ』のラストシーンで描かれた、“雨の屋上での惨劇”がやってくるのでした。土砂降りの夜、風間と遠野が追っていた犯人に襲われ、遠野は重傷、風間は犯人に千枚通しで右目を刺されてしまいます。雨の中、血まみれの風間が「死ぬな!」と遠野の名を叫ぶ!『教場Ⅱ』最後の数分間で描かれたこの衝撃的なシーンは、放送後に「この続きが見たい!」と大きな話題を呼び、『教場』シリーズ最大の謎となっていましたが今作でその謎がついに明らかになります!

刑事時代の風間が後輩刑事たちと担当する事件を経て、点と点が結びつき、“風間教場”の先へとつながる線となっていく。そして物語が終盤にさしかかるにつれ、風間がいかにして“教官”風間公親に変貌を遂げたのかが明らかとなります。過去から『教場』『教場Ⅱ』につながっていく、極上のエンターテインメント『風間公親-教場0-』に、ぜひご期待ください。

北村匠海さんコメント

今作への出演決定を受けて
「『教場Ⅱ』ではピンポイントの出演だったので、“これはいつかまた出るだろう”という予感がしていました。脚本を読んでいて、そして“いち教場ファン”として、『教場』という作品における風間のバックボーンは描かざるを得ないと僕は思っていたので、“来るぞ、来るぞ”と毎年思っていましたし、準備をしていた僕としては2年の歳月を経て、“ついに来たか”という感じでした」
『教場Ⅱ』(2021年)以来となる木村拓哉さんとの共演について
「僕ら世代にとって木村さんは、まさにテレビなどを通して、憧れている世代です。尊敬している方と現場で会ったとしても、あくまで仕事なので、浮かれた気持ちにはならないんですが、『教場Ⅱ』で初めて木村さんに会ったときに、そういうのを通り越して「うわぁ、あの木村さんだ…」って、あの瞬間は子どもだった頃の自分に戻った気がしました。そのあと、犯人とのアクションシーンの確認をした後、リハーサルの一発目から完璧な流れで、なおかつ本気でやられていて、そのアクション部への信頼など、全てがプロフェッショナルだなと思いました。あの時はピンポイントの撮影だったので、今回ガッツリバディとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています。ぶつかり稽古ですね(笑)」
今作で演じる遠野章宏はどんなキャラクターですか?
「『教場Ⅱ』で演じた未来の遠野をゴールとするならば、ということを考えながら演じたいと思います。遠野は笑顔を絶やさない、屈託のない、いわゆる“とってもいい交番勤務のおまわりさん”というところから、捜査一課にやってきます。頭の切れる人間でもあり、それでいて人間味のある、血液の通っている人間で、風間さんとは対照的に見えますが、内なるものは通じている部分もあるのかなと思います。その内に秘めた熱い信念を炎とするならば、風間さんの炎と“大小”の違いはあれど、炎の“色”は同じなのかなと思っています」
放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
「今回改めて僕自身が過去の遠野を演じさせていただける、あのとき演じた自分のバトンを受け取らせてもらえるというのをすごくうれしく思いました。そして、この物語の行く先など、いろいろなことが気になっている視聴者の方にとって、今回の作品であらゆる点と点が線としてつながっていく感覚や、風間の風間たるゆえん、そういったものが描かれると思います。その横で、僕を含めいろんなキャラクターが色濃く、色濃く、味を出していると思いますので、皆さんに楽しんでいただければと思います」

渡辺恒也プロデューサー(フジテレビ 編成部)

「2年ぶりに北村匠海さんが『教場』の現場に戻ってきてくれることになり、“やっと再会できる”という待ちかねた思いとともに、あの“雨の惨劇”につながる遠野刑事の日々を描くことに“ついにこの時が来たか”という胸が詰まるような思いが共存しています。風間の運命を左右し、風間教官誕生のきっかけともなる遠野は、まさに『教場』シリーズの“エピソードゼロ”として中核を担う存在です。遠野という刑事がどんな刑事で、なぜあの事件に遭遇することになるのか、そして遠野を襲撃し、風間の眼を奪った犯人の正体は誰なのか…、オンエアで確かめていただきたいので今多くは語れないのですが、前々作『教場』・前作『教場Ⅱ』の中で散りばめられた伏線がひとつずつ結びついていく感覚を、視聴者の皆様にも楽しんでいただけると幸いです!」

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