インタビュー

隼田聖子役
新垣結衣さん

今作への出演オファーを受けた時の率直な感想を教えてください。
スペシャルドラマ『教場』シリーズを一視聴者として興味深く拝見していたので、うれしい気持ちと共に、あの緊張感の張り詰めた世界に飛び込むのかと思うと、少々恐怖も感じたのが正直な感想です。
台本を読まれて、作品全体の印象をどのように受け取られましたか?
台本を読む限りでは、スペシャルドラマとは舞台が違うのもあって、構造やテイストも少し変わった印象です。風間公親と指導を受ける者のやり取りも一対一の空間が多く、前作より密になったような印象もあるので、その中で風間さんの人間味が少しずつ、そして今までより多く感じられたりするのかなと想像しています。ドラマの完成を見るのが楽しみです。
初共演となる木村拓哉さんの印象はいかがですか?また、風間との2人のシーンについて、演じられてみての感想を教えてください。
木村さんとの初共演であり、しかもあの風間公親に新人刑事として相対するということで最初はとても緊張していましたが、敬礼の手本を見せて頂いたり、コミュニケーションを取りながらさまざまなことを教えて頂いたり、時には緊張をほぐして頂いていて、今は緊張と緩和の良いバランスで現場にいることができて有り難く感じています。そして木村さんが演じられるからこその風間公親がまとう独特の空気感や説得力、眼光を目の当たりにして、いつも圧倒されています。
今作の隼田聖子を演じられて、聖子はどのようなキャラクターですか?
真面目。そこが強みでもありますが、真面目すぎて一人で抱え込んだり思いつめたり、その結果、目を背けてしまう弱さもある人だと思います。
シングルマザーの新人刑事という役柄を演じる上で気を付けていること、感じたことなどあれば教えてください。
シングルマザーでありながら刑事として働く聖子を、しっかり表現できればと思っています。捜査中のシーンでは彼女の経産婦としての視点も大切にしたく、実際に出産の経験のある方に話を聞かせて頂いたり、台詞やリアクションなども監督たちと話し合いながら調整したり、できるだけ意識して撮影に臨んでいます。
放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願い致します。
この度、スペシャルドラマ『教場』シリーズが、連続ドラマ『風間公親-教場0-』として帰ってくるということで、このような形で参加することができうれしく思います。そして残されたままだったいくつかの謎も今作では真相が明らかになる、とのことなので私自身もとても楽しみにしています。難しさもありますが精いっぱい頑張ります。

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