村井 良大さん 石山 広平(いしやま・こうへい)
Q. 『教場』の撮影を終えて、いかがでしたか
撮影を終えた時は撮りきれた喜びが強かったです。そしてアップの時は生徒全員で同時にクランクアップできたので多少のお祭り感と言いますか、みんなで一緒にゴール!というような気持ちになれてとても幸せでした。
Q.木村さんとは初共演でしたが、いかがでしたか
木村拓哉さんの作品に対する意識の持ち方がとても勉強になりました。その作品での存在の出し方や、芝居への反射神経など、ここまで新しい世界を見せていただける役者さんは今までいませんでした。唯一無二のエネルギーを持つ役者さんだと感じました。
Q. 木村さんとのエピソードで印象的なことがあれば教えてください
木村さんにはたくさんアドリブを振っていただきました。本当になにも決まっていないシーンでいきなり石山の名前を呼ばれるので、最初はとにかく、がむしゃらでした。でもあそこで呼んでいただけなかったら、石山のムードメーカーとしての役割は果たせなかったと思います。アドリブを振ってくださったこと、チャンスを与えてくれたこと、そしてそれを楽しんでくださった木村さんには感謝しかありません。刺激的な時間でした。
Q. 現場の雰囲気はいかがでしたか
中江監督はとても優しくキャストに話しかけてくださるのでとても温かく楽しい時間が多かったです。そして生徒達が基本的に年齢が近いのですぐにみんな仲良くなりました。楽しむ時は笑い、緊張感のあるシーンではビシッとする、メリハリのあるプロの現場だと感じました。
Q. 警察学校という特殊な環境の設定で、訓練もかなり厳しかったようですが・・・
全員での行進訓練やみんなの顔を向けるタイミングなど、難しい瞬間がいくつもありました。他にも盾を持って走る訓練や、盾で犯人の攻撃を受ける訓練など。次の日には身体が筋肉痛で…。警察官になるって本当に厳しい訓練を受けないといけないのですね。尊敬します。
Q. 苦労したシーンなどはありますか
最も全員との呼吸があってなければいけないあるシーンがあり、そのシーンは苦労しました。何度も何度も撮りました。全員の努力が詰まったシーンとなっていると思います!!
Q. 石山はクラスのムードメーカーという役どころでしたが演じる上で、どのように役作りをされましたか
とにかく明るくみんなの懐にすぐに入ろうとする事を心がけました。与えられたシーンの中でこんなやつ、一人はいるなと思わせるような、登場すると安心できるような存在になりたかったですね。中江監督にもたくさんアドリブを振ってくださったのでとてもありがたかったです。ほぼ、アドリブばかり喋っていたような気がします(笑)。
Q. 『教場』の撮影を通して、何かご自身に変化はありましたか
今回の現場で学んだ事は現場での集中力と存在感の出し方です。それは木村さんだけではなく、たくさんの素晴らしい先輩方の芝居を真近で見られて変わった事はたくさんあります。早く自分もその域に行きたい!!と日夜奮闘しております。
Q. 楽しみにしている方々にメッセージをお願いします
『教場』は、まるで映画!?と思えるほどの熱の入った作品となっております。その中に石山という存在が良い緩和剤になっていたら嬉しいです。是非皆様見てください!