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2017.12.23

北大路欣也さんが、キャリア62年で初の月9ドラマ出演決定!さらに初のラブコメ・テレビドラマに出演!

北大路欣也さん

『海月姫』に大物国会議員・鯉淵慶一郎(こいぶち・けいいちろう)役北大路欣也さんが出演することが決定しました。

1956年にデビューし、これまで100作品以上のテレビドラマに出演をしてきた日本を代表する名優・北大路さんですが、今作でなんと初の月9ドラマ出演を飾ることとなります。

北大路さんが演じるのは、蔵之介(瀬戸康史)と修(工藤阿須加)の凸凹兄弟の父で、与党の最大派閥を率いる大物国会議員・鯉淵慶一郎。代々政治家を輩出してきた名門・鯉淵家の現当主として、その存在感と厳格さは圧倒的。政治家として豪腕を振るい、清濁併せのむ顔を見せます。しかし根本は真摯(しんし)な人柄で、兄弟をきっかけに主人公の倉下月海(芳根京子)たち“尼~ず”たちとつながりを持つことになりますが、彼女たちを色眼鏡で見たりせず、ひとりの女性として実直に向き合っていきます。

それは蔵之介と修に対しても同様で、門閥の当主として、息子2人には政治家になってもらいたいという願いを持ち、その願いを受け入れる修への愛情はもちろん、女装するという行為で絶対に政治家にはならないという反発心を見せる蔵之介へも、苦々しい思いは抱くのですが、修と同じ量の愛情を注いでいます。

まさに名優・北大路さんでなくては演じられない、厳格な政治家としての表の顔と、ややこしい家庭の長という裏の顔の二面性を持つ奥深い人間・鯉淵慶一郎。北大路さんがこのドラマに、素晴らしい奥深さを作っていくことは間違いありません!

北大路欣也さんコメント
初の月9ドラマ出演となった今回。ご感想をお聞かせ願えないでしょうか?
月9というのは週の始まりというところもあって、よーいドン、スタートダッシュという感じがします。だからそれだけドラマにエネルギーがなきゃいけないし、若いというイメージがあるので、僕が月9に出るというのは、とても不思議な気がしますね。
『海月姫』という作品はいかがでしょう?
まずタイトルが非常にユニーク。そして、とにかく登場人物みんなが“生きている”、“前進している”という雰囲気をすごく感じる作品ですね。舞台の設定も、古きもあり新しきもあり、欲のある人ない人いろんな人が固まっていて、これからさまざまなことが起こっていくんだろうな、というワクワク感があります。そして僕が演じる慶一郎には素敵(すてき)な息子が2人もいて、2人とも個性豊かな青春を送っているので、物語がどういう展開になっていくのか、僕自身もすごく楽しみです。

北大路さんは1956年、13歳の頃に映画『父子鷹』で俳優デビュー。以降、常に俳優として第一線で活躍し、これまで50作品以上の映画、100作品以上のテレビドラマに出演。大石内蔵助、宮本武蔵、織田信長、徳川家康、坂本龍馬といったさまざまな歴史上の偉人たちを演じ、刑事、ヤクザの親分、銀行頭取、総理大臣、医師など、あらゆる役柄を演じてきました。2007年には紫綬褒章を、2015年には旭日小綬章をそれぞれ受賞し、名実ともに日本を代表する名優である北大路さんが、キャリア62年にして初の月9ドラマ出演、さらにテレビドラマにおいては初のラブ・コメディー出演を果たします。初共演となる芳根さんや瀬戸さん、工藤さんといった次世代を担う若手俳優たちとどのような化学反応を起こすのか!?ぜひお見逃し無く!

編成企画・渡辺恒也
(フジテレビ編成部)

海月姫のレギュラーキャスト最年長でもある大物政治家・鯉淵慶一郎役を、まさかの北大路欣也さんに演じていただけるとは!ジジ様も“至高”と慶(よろこ)ぶキャスティングができました。慶一郎というキャラクターの魅力は、厳格な政治家でありながら、自宅に帰ると個性的すぎる息子に頭を悩ませる、どこにでもいる父親でもある、実に人間らしい人物像にあると思います。時に冗談を言ったりすることもある軽妙なキャラクターが北大路さんの持つ重厚さと組み合わさることによって、一筋縄ではいかない魅力を持った鯉淵慶一郎ができあがると、想像しただけでもワクワクしています!ぜひご期待ください!

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