これまでの放送内容
2024年8月~10月
兵庫特集
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- 2024年10月13日放送
- 兵庫県神戸市
- 神戸夜明けのしらす
- 六甲山からの恵みがたっぷり!朝日に輝くしらす
- 異国情緒あふれる街で知られる兵庫県神戸市。実は、しらすの漁獲量が全国でもトップクラスなんです!六甲山系から流れてくるミネラルたっぷりの河川と瀬戸内海の海流がぶつかる神戸沖は、プランクトンが豊富で良質なしらすが育つそうです。「神戸夜明けのしらす」というネーミングは、夜明け前の朝4時から網を入れるから!プランクトンを食べる前のしらすを水揚げするめ、透明度が高く雑味が少ないのが特徴です。釜揚げしたしらすを温かいご飯の上へふんだんに乗せ、だししょうゆをかけて頬張ると…ふわふわ食感と上品な甘さが、口いっぱいに押し寄せます!続いて、料理好きの漁師さんが腕を振るってくれたのは「しらすのかき揚げ」。刻んだシソやニンジンと一緒に釜揚げしらすを天ぷら粉に絡め、海苔の上に乗せて揚げた一品。絶妙な揚げ加減で、しらすのカリッとした食感がたまりません! 優しい塩味も後引くおいしさ。「しらすの味だけは負けたくない!」と熱く語る漁師さんたちに、僕の胸も熱くなりました!
- 兵庫県神戸市垂水区平磯3-1-10
「神戸市漁業協同組合 直売所」
TEL:078-708-1616
- 2024年10月6日放送
- 兵庫県南あわじ市
- 淡路和牛
- ジューシーなのに、さっぱり!赤身のおいしさを堪能
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- 淡路島の最南端にある南あわじ市。今日は、南あわじ温泉郷にある「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」を訪ねました。鳴門海峡を眺めながらゆっくりと温泉につかった後、僕を待っていたのは「淡路和牛のステーキ」。淡路和牛は、赤身が強くて香り高い肉質が特徴です。中でも、背中から腕にかけて動きが多い「クリ」という部位は、赤身が濃厚で脂身はさっぱり!肉のおいしさがダイレクトに感じられます。和牛は脂身が強いイメージでしたが、これなら何枚でも食べられそうです!クリに比べて霜降りが強い「ミスジ」は一口サイズに焼いて、牛乳とチーズ、玉ねぎと合わせた洋風の和え物に。グラタンやリゾットのような見た目ですが、口に入れると全くの別物!肉の口溶けと牛乳やチーズのクリーミーさが、見事に融合した逸品です。この新しいコラボレーションは、とても刺激的で僕の好奇心が掻き立てられました!
- 兵庫県南あわじ市阿万吹上町1433-2
「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」
TEL:0570-079-922
- 2024年9月29日放送
- 兵庫県南あわじ市
- うにしゃぶ
- まろやかな甘みと旨みが凝縮!淡路島でうに三昧!
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- 淡路島と徳島県に架かる大鳴門橋や福良湾が一望できる「絶景レストラン うずの丘」は、地元食材のおいしさをユニークで魅力的に引き出す料理が定評のレストラン。今回は、淡路島で獲れる「赤ウニ」をふんだんに使った「うにしゃぶ」を頂きました。赤ウニは、水深の深い岩の下に生息し、繊細で扱いが難しいため「幻の赤ウニ」とも呼ばれているほど希少なんです。その赤ウニをベースとした特製うにスープに、鯛の刺身をくぐらせてしゃぶしゃぶに。あっさりとした鯛の刺身に、うにスープを纏うことで濃厚なコクが加わります。この料理は様々な楽しみ方があるとのことで、次の食べ方を促す総料理長に思わず「待った!」をかけてしまうほどのおいしさです!続いては、生の赤ウニをスプーンに乗せて特製うにスープをすくうと…「ウニonウニ」!ほのかに感じる磯の香りと濃厚でまろやかな甘みが口いっぱいに広がります。シメは、うにスープにご飯を加えて「うに雑炊」。スープが煮詰まることで旨みも凝縮し、おいしさは最高潮に!レストランからの絶景とうにを堪能した最高の時間でした!
- 兵庫県南あわじ市福良丙936-3
「絶景レストラン うずの丘」
藤見 泰之さん
TEL:0799-52-2888
- 2024年9月22日放送
- 兵庫県淡路市
- ヴィーガンショコラライステリーヌ
- おいしく、カロリーと糖質もオフ!濃厚ショコラのスイーツ
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- 淡路島の北部に位置する淡路市。オレンジや黄色などカラフルな建物が並ぶ島の西海岸エリアに、地元の食材を使ったヴィーガンチョコレートの専門店があります。「ヴィーガン」とは、肉や魚・乳製品・卵などの動物性食品を食べず、動物由来の製品も消費しない人、またはそのライフスタイルのこと。「チョコレート」や「スイーツ」と聞くと牛乳やバターをふんだんに使うイメージがありますが、動物性食材を一切使わずに作るというから驚きです!鍋にご飯と水を入れ、柔らかくなるまで煮たらミキサーにかけます。乳製品の代わりに、甘みを引き出す食材が「ご飯」というのが、2度目の驚き!チョコレートの原料でもある「カカオマス」とカカオ豆から採れる「カカオバター」に、ペースト状のご飯を加えます。そして、アガベ植物から作られた甘味料「アガベシロップ」や、大豆が原料の「大豆バター」も合わせます。ここで加える隠し味が、しょうゆ!チョコレートとしょうゆの相性は良く、味にコクと深みが出るそうです。あとはグラスに流し込み、冷蔵庫で約20分冷やしたら出来上がり!もっちりした口当たりで濃厚な味わいなのに、後味は軽やか!乳製品や白砂糖を使わず、しっかり甘くておいしいスイーツの仕上がりに、3度目の驚きです。さらに、カロリーは約50%・糖質も約30%オフ!おいしく、体にも優しいスイーツとの出会いは、驚きの連続でした!
- 兵庫県淡路市
「VIE CHOCOLAT」
佐和 大輔さん
Instagram:@vie_chocolat_
- 2024年9月15日放送
- 兵庫県南あわじ市
- 淡路島手延べ素麺
- ツルっとした口当たりと喉越しを味わう
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- 淡路島の南あわじ市福良地区に伝わる「淡路島手延べ素麺」。今から160年程前、福良にいた渡七平がお伊勢参りからの帰り、奈良県三輪地方でそうめん作りを学び、その製法を持ち帰ったことが始まりと言われています。以来、雨が少なく素麺に適した気候風土のおかげで、製麺業が盛んに。また、漁業が盛んだった福良の漁師さんたちにとって、冬場の副業でした。淡路島手延べ素麺の特徴は、コシの強さと細さです。江戸時代から伝わる「手延べ製法」で熟成させながら麺を細くしているため、小麦本来の味を損なうことなく楽しめます。シンプルにめんつゆで頂くのも良いですが、素麺作りの名人オススメの食べ方は、水の代わりに「炭酸水」で割るという新しい発想!素麺をつゆに入れた瞬間のジュワっという音も、食欲をそそります。勢いよく素麺をすすると、舌で感じる炭酸の刺激も新感覚!そして、「コレを入れると、味変しますよ」と勧められたのは、ごま油。コクが出て、驚くほど風味豊かに!味変どころか、激変でした!!さらに、めんつゆに豆乳とラー油を加えると坦々麺風に!豆乳のまろやかな風味にラー油のピリっとした辛みがアクセントになり、箸が進みます。素麺のバリエーション豊富な食べ方に、僕は終始ワクワクしっぱなしでした!
- 兵庫県南あわじ市福良乙604-2
「金山製麺」
金山 守良さん
TEL:0799-52-0268
- 2024年9月8日放送
- 兵庫県南あわじ市
- 熟成ハモ
- モチモチ食感と甘みを味わう!
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- ハモは関西の夏の風物詩。淡路島で獲れるハモは、傷も少なくきれいな金色をしていることから「黄金鱧」や「べっぴん鱧」とも呼ばれ、関西の高級料亭がこぞって仕入れる極上品です。そんなハモの「熟成」を食べたことがありますか?魚の旨みを引き出す技術として近年注目を集める「熟成」ですが、「ハモの熟成」は聞いたことがありませんでした。そんな「ハモの熟成」を握り寿司で出すお店が、淡路島の「熟成魚屋FUKUototo」。5日間熟成させたハモは、モチモチとした食感と甘みが口いっぱいに広がります。骨が多いハモを食べやすくするため一般的には「骨切り」をしますが、こちらのお店では手作業で骨を抜く「骨抜き」をすることで、「骨切り」の際に傷つけてしまう身の、本来の味や弾力ある食感が楽しめます。熟成させることで旨みも凝縮され、おいしすぎてついついおかわりをお願いしました!続いて、淡路島の郷土料理でもある「はもすき」は、ハモからとったスープに3日間熟成したハモをひと煮立ちたせていただくのですが、香りからしてもう絶品!こちらは骨切りにすることで、火を通しても身がかたくならず、ふっくら柔らかいまま!濃厚なのに優しいスープも、いつまでも味わっていたいほど。「熟成×ハモ」という新たなおいしさの発見に、感動するばかりでした。
- 兵庫県南あわじ市福良乙1663-4
「FUKUototo」
藪 和平さん
- 2024年9月1日放送
- 兵庫県淡路島
- 淡路島のとうもろこし
- スッキリとした甘みと弾けるプリプリ感!
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- 瀬戸内海最大の島・淡路島で、名産の玉ねぎをナカヒラファームの中平有里さんにご馳走になっていると…夫の政和さんが、とうもろこしを持って登場!実は、玉ねぎととうもろこしは切っても切れない関係なんです。淡路島では玉ねぎの収穫が終わると、同じ畑で稲作かとうもろこしの栽培を行うそうです。その理由は、肥沃な畑を作るため。収穫が終わったとうもろこしの茎や根を粉砕し、土にかえして肥料にすることで、おいしい玉ねぎが育つんだそう。ナカヒラファームでは、果肉が柔らかく糖度の高いホワイトコーンを栽培していて、シンプルに炭火で焼くだけで絶品!しょうゆをかけてかぶりつくと…あま~い!と叫んでいました。この甘さを引き出すポイントは、焼き方!皮を剥かずにそのまま焼くことで、蒸し焼きのように水分が飛ばず、甘みが凝縮。弾けるようなプリプリ食感にもなるんです。そして、暑い日にさっぱりと食べられる「冷製ポタージュ」も振る舞っていただくことに。ホワイトコーンの実と玉ねぎを煮ていくのですが、ホワイトコーンの芯も一緒に煮るのがポイント!だしが出て、おいしく仕上がります。完成したポタージュは、冷やすことで驚くほどスッキリした甘みに変化します!夏の火照った体に、優しく染み渡りました。
- 兵庫県淡路市
「ナカヒラファーム」
中平 政和さん
Instagram:@nakahirafarm_marais
- 2024年8月25日放送
- 兵庫県淡路島
- 淡路島の玉ねぎ
- 1玉あれば極旨レシピが無限大!
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- 淡路島は、日本を代表する玉ねぎの産地。温暖な気候とミネラルが多い土壌で作られた玉ねぎは、辛味も少なく、甘くて柔らかいのが最大の特徴です。今回は、ナカヒラファームの中平有里さんに超カンタンで美味しい玉ねぎ料理を振る舞っていただきました。皮をむいた玉ねぎを、切り離さず8等分になるように包丁を入れ、お皿にのせてラップをかけたら電子レンジ(600w)で6分間温めます。こうすると、取り出したときに玉ねぎが広がり、まるで花が咲いたような見た目が写真映えします!仕上げに、ポン酢・スライスレモン・バターをのせたら「チンするオニオン」の完成。熱々を頬張ると、玉ねぎのみずみずしさと甘みがスゴイ!食感は柔らかくも肉厚で、ほどよいシャキシャキ感も楽しめます。シンプルだからこそ、素材のおいしさがダイレクトに伝わる料理に感動していると…夫の政和さんが、とうもろこしを持って登場!ということで、次回はとうもろこし料理をごちそうになります。お楽しみに!
- 兵庫県淡路市
「ナカヒラファーム」
中平 有里さん
Instagram:@nakahirafarm_marais
- 2024年8月18日放送
- 兵庫県明石市
- 明石だこの冷製スープ
- たこのプリっと食感と炭酸の爽快感で夏バテを吹っ飛ばせ!
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- 兵庫県明石市は、全国有数のマダコの産地。明石海峡周辺の海底は起伏が激しく潮流も複雑。流されないようふんばるため、「足が太く・短い」のが明石だこの特徴です。そんな明石だこを知り尽くした “浜のかあちゃん”こと髙山淳子さんに教わったのは「明石だこの冷製スープ」。まず、たこを熱湯で3~4分茹でただけで、もう美味しそう!すかさず、つまみ食いです。口いっぱいに弾けるプリプリ感と溢れ出す旨みで、思わず唸ってしまうほど。スープ作りは、だし汁・砂糖・酢・ごま油を合わせたら、レモン味の炭酸水を加えるのがポイント!レモンと炭酸の爽快感が、食欲が出ない夏にピッタリ!あとはきゅうりやパプリカなどの野菜、たこ、氷を加えて混ぜ合わるだけで完成です。炭酸とたこの組み合わせが、とっても新鮮!しかも、たこは高タンパクかつタウンリンやコラーゲンも多く含むので、疲労回復やシミ予防効果も期待できるそう。この夏は、たこのスープで夏バテをすることなく乗り切れそうです!
- 兵庫県明石市
「明石浦漁業協同組合」
髙山 淳子さん
Instagram:@jfakashiura