これまでの放送内容
2018年4月〜5月 愛知特集
-
- 2018年5月14日放送
- 愛知県海部郡蟹江町
- ぼら雑炊
- これが雑炊!?出世魚のぼらで作る雑炊はアタリ付き
- ボラは出世魚として知られ、10〜25cmくらいのボラの幼魚を「イナ」、少し大きくなって30cm〜40cmくらいになったものを「ボラ」、最終的に50cm以上の大きさになると「トド」と呼ばれます。「トド」は「これ以上大きくならない」ことから「結局」「行きつくところ」などを意味する「とどのつまり」の語源としても知られています。
このボラを使った郷土料理が、名古屋市のお隣・蟹江町に伝わっています。新鮮なボラは刺身でも食べられます。ネットリ甘くて、地元では「鯛より美味しい」と言う方もいるほど。
そしてボラが手に入ったときのごちそうが「ぼら雑炊」。ただ、一般的に「雑炊」と呼ぶ料理とは全く見た目が違います。さらにこの「ぼら雑炊」には「アタリ」が入っているんです。これが最高に美味!気になる方は放送をお楽しみに! - 愛知県海部郡蟹江町城1-214
「蟹江町商工会」
林 義人
TEL:0567-95-1809
- 2018年5月7日放送
- 愛知県名古屋市
- 愛知海苔
- 家庭にある海苔でもできる超斬新なアイデア料理
-
- 海苔は川から運ばれてくる栄養で育ち、河口から近ければ近いほどおいしい海苔が採取されます。日本有数の一級河川、揖斐川・長良川・木曽川のいわゆる木曽三川が流れ込む伊勢湾、特に愛知県常滑市鬼崎、大野海岸付近の海苔は深みのある味わいが特徴で、海苔業界ではその名が知られ高級贈答用としての頻度の高い原料産地の一つです。
この愛知海苔をPRしようと、県漁連とコラボしてオリジナルレシピを考えたのが名古屋文化短期大学の学生さん。今回はその料理を披露していただきます。
1つは海苔をホットサンドに用いた「のりたまジャ!サンド」、もう1つは「海苔の春巻き」です。若い感性を存分に詰め込んだ超斬新な料理で、レシピも味も今まで見たことも食べたこともない海苔料理です。ご家庭にある海苔でも作れますので、皆さんゼヒ試してみて下さい。 - 愛知県名古屋市東区葵1-17-8
「名古屋文化短期大学」
鳥居 久雄
TEL:052-931-7112
- 2018年4月30日放送
- 愛知県名古屋市
- 純系名古屋コーチン
- 地鶏の王様!ホンモノの名古屋コーチンに舌鼓
-
- 名古屋の名物として知られる名古屋コーチンですが、「純系」というものがあることをごぞんじですか?
そもそも名古屋コーチンは、他の地鶏とはひと味違うコク・歯応え・適度な脂肪があり、においも少ないまさに究極の鶏肉です。その中で「純系」と呼べるのは、厳しい選定を経て確かな人の手で育った一握りの「本物」のみ。
今回はこの純系名古屋コーチンを、名古屋ならではの八丁味噌の鍋と親子丼でいただきます。弾力の強い身は噛みしめるほどに鶏のうまみとコクが感じられ、味噌との相性もバツグン!親子丼は一度焼いてから卵でとじるため、よりうまみが感じられます。もちろん卵も純系のもの。濃厚でコクがあり、今までの親子丼のイメージとは全く違う味が楽しめます。 - 愛知県名古屋市熱田区金山町2-2-1
「一鳳 本店」
今津 邦博
TEL:052-684-1002
- 2018年4月23日放送
- 愛知県海部郡蟹江町
- もろこ寿司
- 開けてビックリ玉手箱!珍しい仕掛けにもご注目
-
- むかしむかしあるところに、松岡というくいしん坊がおりまして、蟹江町という町に迷い込んでしまいました。そこには昔から伝わる「もろこ寿司」なる郷土料理があり、元気なおばちゃんたちが松岡にごちそうしてくれました。
ただこの「もろこ寿司」、重石をかける仕掛けがたいそう変わっていて、フタを開けると煙が出てきておじいちゃんになってしまうかも、と脅かすのです。食い意地に負けたくいしん坊がそのフタを開けますと、そこには懐かしくてほっとする味の押し寿司が詰めてありましたとさ。
なんて話が聞こえてきそうな展開。もろこはコイ科の川魚で、蟹江町では昔からよく食べられてきた魚です。佃煮のように甘辛いしょうゆ味で炊いたものに、同じく地元で名物の角麩を加えて具材とします。押し寿司用の箱にご飯を敷き詰め、その上にもろこと角麩をのせて押しずしに作ります。祭りなどのハレの日のご馳走で、子供心に楽しみだったそうです。 - 愛知県海部郡蟹江町城1-214
「蟹江町商工会」
林 義人
TEL:0567-95-1809
- 2018年4月16日放送
- 愛知県東海市
- 愛知早生ふき
- 生産者が教えてくれる一番美味しいフキの食べ方
-
- 春の香り。まさにそんな言葉がピッタリのフキ。ただ、ご家庭でフキを購入して調理するとなると悩んでしまう方も多いと思います。そこで今回は全国における愛知早生ふきの一大産地、愛知県東海市の生産農家のご夫婦に、一番美味しいフキの食べ方を教えていただきます。
愛知早生ふきは「尾張ふき」とも呼ばれ、みずみずしくやわらかいのが特徴。佃煮のきゃらぶきは「山ブキ」で作られることが多く、それとは異なり茎が太いものです。
一般的には「かきあげ」や「タケノコとふきの煮物」「ふきごはん」等がよく紹介されていますが、手塩にかけて育てた生産者が一番美味しいと思う食べ方、それは「ふきのツナ缶煮」です。もう一品「ふきとベーコンの黒胡椒炒め」もバツグン!僕の食べっぷりにもご注目下さい! - 愛知県東海市
「あいち知多農業協同組合」
小林 博
TEL:0569-34-9944
- 2018年4月9日放送
- 愛知県名古屋市
- 春キャベツのミルクスープ
- 2人で作れば美味しさ2倍!皆さんもLet's Challenge!
-
- 春らしい料理を作りたい!そんなアナタに絶対おすすめ!今回は名古屋市の「クッキングスクールTable for」で春キャベツを使ったオシャレなスープの作り方を教えてもらいます。
先生は東海地方を中心に活動している料理研究家・鈴木あすなさん。特に若い女性の方に人気で、「夫婦やカップルで買い物に行き、一緒に料理をして、一緒に食べる」ことの楽しさを大事にされています。ということで僕も一緒に料理に挑戦!思いやりの心を胸に、がんばります! - 愛知県名古屋市千種区
「クッキングスクールTable for」
鈴木 あすな
TEL:052-961-0919
- 2018年4月2日放送
- 愛知県名古屋市
- おこしもん
- ひと月遅れのひな祭り 尾張名古屋の楽しい風習
-
- 「おこしもん」は「おしもん」とも呼ばれる、ひな祭りに名古屋の家庭で作られる郷土菓子。今回は田内さん親子と一緒に僕も「おこしもん」作りに参加させていただきます。材料は熱湯でこねた米粉だけ。これを粘土のように鯛や扇などの木型に入れて成型していきます。木型から外すときには要注意!思いっきり「カン!」とテーブルに木型を叩きつけないとうまく外れません。そのあと、筆を使って食紅で着色します。もう完全に工作の授業みたいです。自由に色を付けられるので、子どもは絶対喜ぶと思います。最後に蒸し器でツヤが出るまで蒸しあげ、たまり+しょうゆ+砂糖を合わせた甘じょうゆでいただきます。僕が作ったおこしもんの出来栄えにも注目ですが、最後に衝撃の一言が待っています。