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#75 山本美月、7年ぶりの出演で初主演!お笑い芸人バイク川崎バイクの原作が初映像化!!

おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』を6月18日(土)21時~23時10分に放送する。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた本シリーズ。今年も珠玉の4つの“奇妙な”短編ドラマでお送りする本作にぜひご期待いただきたい。

有田哲平、生田絵梨花、北山宏光の豪華キャストが主演を務める『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』。4つの“奇妙な”エピソードの最後の1つ、『電話をしてるふり』で山本美月が主演を務めることが決定。山本は2015年11月に放送された『世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~映画監督編~』内の「幸せを運ぶ眼鏡」以来、約7年ぶり2回目の出演で主演を務める。本作は、SNS上で多くの反響を呼んだお笑い芸人・バイク川崎バイクの同名短編小説が原作。山本が今回演じるのは、母と2人暮らしの会社員・川崎望(かわさき・のぞみ)。ナンパを良くされる望は、ナンパ撃退法として父親と“電話をしてるふり”をするのだが、ある日、しつこいナンパ男に見破られてしまいスマホを奪われてしまう。男が望のスマホを耳にあてると、望が11歳の時に他界した父親とつながっていて……。山本はこの脚本を読んで「初めて読んだ時、グッときて泣いてしまいました。こういう不思議だけどすてきな物語もいいな」とコメント。一つの電話が再び家族をつなぐ感動作「電話をしてるふり」に期待が高まる。6月18日(土)21時から放送の『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』、ぜひお楽しみに!

原作:バイク川崎バイク(BKB)

「ピン芸人のバイク川崎バイク(BKB)と申します。自分の考えたお話が、大好きで大好きな『世にも奇妙な物語』で映像化だなんて。本当にうれしいです。バリ感慨深い(BKB)です。実は、この原作小説を初めてSNSに投稿した二年前“世にもで映像化してほしいのが書けました”という願望と欲望をこめた呟(つぶや)きをしてましたから。願いが叶(かな)いました!『電話をしてるふり』はBKBみたいな芸風の人が考えたとは思えない、芸風と真逆、などとよく言われます。奇しくも放送は6月18日。618。真逆に180度ひっくり返すと819。バ イ ク 。…もう奇妙です!放送がとてもとても楽しみです!」

演出:吉村慶介

「家族の話です。このお話を演出するにあたって、まずBKBさんが書かれた原作を読みました。美しい話だなと思いました。おそらく誰しもが共感できるお話です。『世にも奇妙な物語』では珍しいパターンなのかもしれません。主人公の望(のぞみ)を演じていただいた山本美月さんとは初めてお仕事させていただいたのですが、抜群にキュートで美しくそれでいて普通の女の子に見えるという稀有な存在で、“奇妙なこと”と“日常のリアリティー”という相反する要素を見事に表現されていました。ラストシーンでは泣かされました。脚本、キャスト、スタッフすべてが素晴らしく、僕の演出が間違えてなければ名作になることは間違いないと思います。そして、自分にもこの“奇妙なこと”が起きたらいいなと思ったりしています。そんな家族の話です」

放送概要

番組名:『世にも奇妙な物語‘22夏の特別編』
放送日時:2022.6.18
ストーリーテラー:タモリ
「電話をしてるふり」
<キャスト>
川崎望…山本美月
望の母…森口瑤子
望の父…神尾 佑
ナンパ男…土佐和成
ほか
<スタッフ>
原作:『電話をしてるふり』バイク川崎バイク
   (ヨシモトブックス『BKBショートショート
   
小説集
   
電話をしてるふり』所収)
脚本:天本絵美
演出:吉村慶介
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:中村亮太
<制作>
フジテレビ
<制作著作>
共同テレビ