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#64 又吉直樹が初出演で初主演!棋士役に挑戦!「えたいの知れない怖さに注目して欲しい」

おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を、“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、『世にも奇妙な物語’21夏の特別編』が6月26日(土)21時~23時10分に放送される。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続けるスタイルで、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによって奇妙な物語の世界観を作り出してきた本シリーズ。昨年30周年という大きな節目を迎え、より一層力の入った今作品に是非ご注目頂きたい。

『世にも奇妙な物語‘21夏の特別編』は4つの“奇妙な”エピソードが登場するオムニバスドラマ。すでに、上白石萌歌主演『デジャヴ』、加藤シゲアキ主演『三途(さんず)の川アウトレットパーク』が発表されている。今回、その内の一つ『成る』で、又吉直樹が本シリーズ初出演で初主演を演じることが決まった。

又吉は、お笑い芸人として活躍。特に2015年『火花』で芥川賞受賞後は、作家としても注目を集めている。今作のオムニバスドラマの一つで主演を務め、共に作家としても活動する加藤とは『タイプライターズ~物書きの世界~』(フジテレビ・BSフジ、不定期放送)でMCを務める。

その又吉が今回演じる主人公の岩屋賢太郎(いわや・けんたろう)は、有名なプロの棋士。AI棋士を相手としたある日の対局。岩屋がいつものように駒を返すと、見たことのない文字が駒に書かれていた。そしてAI棋士が駒を返すとある女性の名前が現れる。動揺を隠しきれない岩屋。実は昨年、岩屋はその名前の女性と週刊誌に写真を撮られ、妻とは離婚協議中だった。

今作は、将棋の対局をモチーフとし、一人の人物の人生を振り返った作品。自分が人生をかけてきた将棋。その“駒”に今までの人生が言葉として投影されたら、人はどう思うのだろうか?有名棋士になるまでに登り詰めた主人公だが、そこにたどり着くのは決して楽ではなかったはずだ。それなのに、手をさしのべてくれた人や真摯(しんし)に将棋と向き合っていた頃のことすらも忘れてしまった。そんな主人公が対局を通じて人生を振り返り、最後に何を思うのか?

『世にも奇妙な物語 '21夏の特別編』は、6月26日(土)21時から放送。どうぞお見逃しなく。

放送概要

番組名:『世にも奇妙な物語 '21夏の特別編』
放送日時:2021.6.26
ストーリーテラー:タモリ
「成る」
<キャスト>
又吉直樹、浅野和之、工藤美桜 他
<スタッフ>
脚本:相馬 光
演出:植田泰史
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:中村亮太、関本純一
<制作>
フジテレビ
<制作著作>
共同テレビ