トピックス

#61 大竹しのぶが3度目の主演!“言葉の力”を使って人を操ることができる能力の持ち主を演じる

おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を、“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、『世にも奇妙な物語 ’20秋の特別編』が11月14日(土)21時~23時10分に放送される。4つのオムニバスストーリーで構成される秋の特別編は、主演に広瀬すず、濱田岳、高橋克実、大竹しのぶの4人が主演することがすでに発表されており、演技力に定評のある豪華俳優陣のラインナップにすでに大きな期待の声が寄せられている。今年は30周年という大きな節目を迎えている本作だが、そんなメモリアルな年を迎え、より一層力の入った4つの“奇妙な”お話が登場する秋の特別編に是非ご注目頂きたい。

その驚異的な演技力で映画やテレビドラマ、舞台で活躍しているのはもちろんのこと、最近ではバラエティー番組への出演や歌手としても幅広く活動している日本を代表する大女優の一人、大竹しのぶが今回主演をつとめるのは、『タテモトマサコ』。大竹演じる主人公の館本雅子(たてもと・まさこ)はシンワ文具の総務部で働く、一見ごく普通の事務員だが、“言葉の力”を使って人を操ることができる不思議な能力を持っている。しかし、その力を私利私欲を満たすために使ってしまうという、さながら現代版の魔女のような、怖くて少し悲しい女性だ。そんな館本雅子を個性的かつ恐ろしく演じる、大竹の怪演ぶりが本作の大きな見どころとなっている。大竹が『世にも奇妙な物語』で主演をつとめるのは今回が3度目となり、超大物の『世にも奇妙な物語』シリーズへの参加に期待が高まる。

そして、大竹の脇を固めるメンバーにも豪華な俳優陣が集まった。館本の同僚部員・志倉楓(しくら・かえで)役を演じるのは『世にも奇妙な物語』初出演となる成海璃子。総務部の部長・飯田(いいだ)役を小松和重が、志倉の恋人役で同じ会社の営業部につとめる近藤雅也(こんどう・まさや)役を佐伯大地、そして近藤の後輩、笠原紗英(かさはら・さえ)を森高愛が演じる。志倉楓はお付き合いをしている近藤雅也からプロポーズされるが、その翌日、近藤がビルから飛び降りてしまう。そんな驚きの展開で物語はスタートする。自殺だとうわさされるのだが、前日にプロポーズされたばかりの楓は到底信じることができない。一人涙にあけくれていると、そこに近藤の後輩の笠原紗英がやってくる。笠原も“近藤は自殺だと思わない”と言い、近藤が飛び降りた日の夕方、総務部員の館本雅子ともめているのを見たという。その夜、仕事終わりの雅子を待ち伏せした楓は、近藤と何があったのか詰め寄るが、雅子は一言も話さず無言で立ち去ろうとする…。

『世にも奇妙な物語』でも扱われることが多い、<人の欲>がテーマとなっている本作。その欲が奇妙な出来事と掛け合わされた時、予想を越えた恐怖の終末を迎えることとなる。『世にも奇妙な物語』王道の皮肉たっぷりのお話しを是非お楽しみ頂きたい。すでに発表されている広瀬すず主演の『イマジナリーフレンド』、濱田岳主演の『コインランドリー』、高橋克実の『アップデート家族』を含めた4つの珠玉のエピソードでお送りする『世にも奇妙な物語 '20秋の特別編』は、11月14日(土)21時から放送。どうぞお見逃しなく。

放送概要

番組名:『世にも奇妙な物語 '20秋の特別編』
放送日時:2020.11.14
ストーリーテラー:タモリ
「タテモトマサコ」
<キャスト>
館本雅子・・・大竹しのぶ
志倉 楓・・・成海璃子
笠原紗英・・・森高 愛
飯田・・・小松和重
近藤雅也・・・佐伯大地
坂本奈保・・・浦 まゆ
ほか
<スタッフ>
脚本:山岡潤平
原案:荒木哉仁
演出:小林義則
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:小林 宙、中村亮太
<制作>
フジテレビ
<制作著作>
共同テレビ