トピックス

#59 鈴木祐斗の『ロッカールーム』を映像化! 個性派俳優の濱田岳が落ちぶれていくフリーターを演じる

おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を、“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、『世にも奇妙な物語 ’20秋の特別編』が11月14日(土)21時~23時10分に放送される。夏に放送した『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』は、個人視聴率6.3%、世帯視聴率10.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)という高視聴率をたたき出したことはまだ記憶に新しいが、『’20秋の特別編』にも大きな期待が寄せられている。『世にも奇妙な物語 ’20秋の特別編』は、広瀬すず、濱田岳、高橋克実、大竹しのぶの4人が主演することがすでに発表されており、今年は30周年という大きな節目を迎えていることもあり、よりいっそう力の入った秋の放送にも是非注目いただきたい。

数多くの映画、テレビ、そしてCMに出演、コミカルな役からシリアスな役までどんな役も濱田流に演じきる、もはや日本の俳優界にはなくてはならない貴重な存在といっても過言ではない俳優の濱田岳が主演をつとめるのは、鈴木祐斗の『ロッカールーム』(集英社『少年ジャンプ+』)が原作となっている、『コインランドリー』。

濱田が演じるのは派遣切りに会い、仕方なくフリーターをしているうだつの上がらない男、橋本学(はしもと・まなぶ)。ある日、コインランドリーで作業着を洗い終わり、乾燥機にかけようとするが、壊れているのか起動しない…。仕方がないので隣の乾燥機を使って待っているあいだ、ふと「ビール飲みてぇ」とつぶやくと、なんと壊れていると思っていた乾燥機の中に、ビールが入っている…。不思議に思っていると、そこへ怪しげな清掃員がやってきて、「この乾燥機はお願いをすると、欲しいものが何でも手に入るのだ」と教えてくれた。これで欲しいものは何でも手に入る事がわかった橋本だが、果たして彼を待ち受ける運命とは?

一見バラ色に思える状況に少しずつえたいの知れない何かが暗い陰を落とし始めるという『世にも奇妙な物語』シリーズが最も得意とするストーリーラインのひとつである『コインランドリー』。そんな物語で脇を固めるのは、欲しいものが何でも手に入って浮かれる橋本を奇妙な闇に落としていくキーパーソンとなる清掃員役を、ものまねタレントのコロッケが怪演、そして闇にはまっていく橋本を陰ながらけなげに思い続ける女性・近藤亜美(こんどう・あみ)役をモデル・女優として活躍中の岡崎紗絵が演じる。幸せの絶頂からどん底に突き落とされる男の、恐怖と哀愁を是非感じて頂きたい。

すでに詳細が発表になっている『イマジナリーフレンド』を含めた、4つの珠玉のエピソードでお送りする『世にも奇妙な物語 ’20秋の特別編』は、11月14日(土)21時から放送。どうぞお見逃しなく。

放送概要

番組名:『世にも奇妙な物語 '20秋の特別編』
放送日時:2020.11.14
ストーリーテラー:タモリ
「コインランドリー」
<キャスト>
橋本 学・・・濱田 岳
近藤亜美・・・岡崎紗絵
清掃員・・・コロッケ
ほか
<スタッフ>
原作:『ロッカールーム』鈴木祐斗(集英社『少年ジャンプ+』)
脚本:遠山絵梨香
演出:松木創
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:小林 宙、中村亮太
<制作>
フジテレビ
<制作著作>
共同テレビ