トピックス

#54 杏と松下洸平が初の姉弟役に挑戦!果たして、親父の遺体が燃えない理由とは!?

おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を、“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、『世にも奇妙な物語 '20夏の特別編』の放送が、7月11日(土)に決定した。
1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り「奇妙な物語」の世界観を作り出してきた本シリーズ。今回の放送で30周年という大きな節目を迎えることもあり、超豪華な役者陣がそろう、よりいっそう力の入った4つの“奇妙な”お話が登場する。是非ご注目頂きたい。

この度、記念すべき30周年という年にふさわしく、2013年放送のNHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』の卯野め以子役を始め、『デート~恋とはどんなものかしら~』の藪下依子役、『偽装不倫』の濱鐘子役など数々の多岐にわたる役を演じ、抜群のスタイルとルックスでありながら圧倒的な演技力に定評のある女優でモデルの杏が主演することが決まった。コミカルな役からシリアスな役まで、さまざまな表情で視聴者を魅了し続ける杏が、フジテレビのドラマで主演を務めるのは、2015年1月~3月に放送した『デート~恋とはどんなものかしら~』以来5年半ぶり、さらに本シリーズに登場するのは2011年5月に放送した『世にも奇妙な物語21世紀21年目の特別編』の「分身」以来9年ぶり2度目となり、登場するのは『燃えない親父』というオムニバスの1つとなる。

さらに、そんな杏の弟役として、NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』の八郎さん役が記憶に新しく、“八郎沼”なる言葉がSNSなどで多数登場したほど世の中の女性をとりこにした、今最も注目されている役者の1人、松下洸平が演じることになった。松下は今回がシリーズへの初参加となる。いずれも朝ドラ経験者の2人の間でどんな奇妙なお話が紡がれるのか、是非ご期待頂きたい。なお、「燃えない親父」の撮影は緊急事態宣言発令前に、コロナウイルス感染拡大防止対策を講じた上で行われた。

杏が演じるのは、仕事一筋で、バリバリ働く女医・松田春香(32)。父親が亡くなり、家族で火葬場に来ているというのに、悲しんでいる家族の横で、携帯で仕事の指示を飛ばす、いわゆるキャリアウーマン。松下洸平演じる弟の松田光一(27)はそんな春香を少々苦々しく思っている。ところが、父親の松田徹(65)の遺体をいよいよ火葬し終わった所で風向きが変わる。なんと、遺体が<燃えない>のだ。遺体以外のすべての物は燃え尽きたというのに遺体だけが燃えない。“何か徹に心残りがあるのでは?”と、皆川猿時演じる火葬場職員の鬼瓦(51)から指摘され、考えた親族一同はその原因を探しだそうと奮闘する。ところが、解決したと思い再び遺体を焼いてみるも、やはり<燃えない>…。諦めた春香は仕事場の病院へ戻ろうとするが、そんな中、春香に関する長年秘められてきた事実が明らかになる…。そして、最後は無事遺体を燃やすことができるのだろうか!?

いわゆるホラーというよりは、どこか少しコミカルで、最後はじーんと胸が温かくなるようなストーリーの「燃えない親父」は、他にも松田光一の妻、松田悦子(28)役を近年活躍がめざましい森矢カンナが、春香と光一の祖母で、徹の母親、松田トシ(85)役を山本道子がふけメイクで挑む。「燃えない親父」そして既に広瀬アリス主演が発表されている「しみ」を含む、4つの珠玉のエピソードが含まれる『世にも奇妙な物語 '20夏の特別編』は、7月11日(土)放送。どうぞご期待下さい。

放送概要

番組名:『世にも奇妙な物語 '20夏の特別編』
放送日時:7月11日(土)午後9時~11時10分
ストーリーテラー:タモリ
「燃えない親父」
<キャスト>
松田春香・・・杏
松田光一・・・松下洸平
松田悦子・・・森矢カンナ
松田トシ・・・山本道子
松田徹・・・山田明郷
鬼瓦・・・皆川猿時
ほか
<スタッフ>
脚本:坂本絵美
演出:河野圭太
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:小林 宙、中村亮太
<制作>
フジテレビジョン
<制作著作>
共同テレビ