珠玉の短編ドラマをオムニバス形式でお送りする『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。
おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を、“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版、『世にも奇妙な物語‘20夏の特別編』がこの夏放送されることが決定した。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続けるスタイルで、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによって奇妙な物語の世界観を作り出してきた本シリーズだが、今回の放送で30周年という大きな節目を迎える。過去には映画化されたこともある超人気シリーズの30周年ということで、よりいっそう力の入った今年の作品に是非ご注目頂きたい。
また例年は、「春の特別編」としてお届けしているが、新型コロナウイルスの影響もあり、「夏の特別編」としてお送りすることになった。今回の『世にも奇妙な物語‘20夏の特別編』は4つのエピソードが登場するオムニバスドラマとなる。
このたび、モデルや女優、そしてMCとしても大活躍中で、元気で明るく、チャーミングな等身大の役からシリアスな役やコメディータッチの役まで、幅広い演技でめきめきと女優としての幅を広げている広瀬アリスが、4エピソードのうちの1話、『しみ』に主演することが決定した。広瀬が世にも奇妙な物語に出演するのは今回が初めてとなる。広瀬が登場する『しみ』は世にも奇妙な物語らしい、背筋がスーっと寒くなるような、典型的なホラーサスペンスとなっている。終盤には、視聴者の期待を裏切らない大どんでん返しが用意されており、最後まで目が離せないストーリー展開に是非ご注目頂きたい。なお、『しみ』の撮影は緊急事態宣言発令前の都内で、コロナウイルス感染拡大防止対策を講じた上で行われた。
広瀬が演じる三浦あずさは、『しみ』の舞台となるクリーニング店の一人娘。ある日、ふらっと店を訪ねてきた黒ずくめの謎の女(関めぐみ)にシャツについたチョコレートのしみをとって欲しいと依頼される。チョコレートならすぐにとれるだろうと作業するが、しみはなかなか落ちない。そのうち、しみが人間の顔の形のように見え始め、あずさの父親、五郎(宮川一朗太)が突如死亡してしまう。その時の様子をみて、両親が何か隠し事をしているのではないかと感じたあずさは母親の康子(山口香緒里)を問い詰めると、なんと父親の五郎が、過去に友人を助けるために殺人を犯し、それを隠蔽(いんぺい)していたことがわかる。そしてあずさ自身もかつてその事件に関わっていた事を知るようになる。やがてストーリーは不思議な展開を迎える。果たしてあずさにはどんな運命が待ち受けているのか?
次の展開が全く読めず、ホラーだけでなく、サスペンスの要素もふんだんに詰め込んだ、今回の作品『しみ』は脇を固める俳優陣も、安定感のある演技で定評のある、実力派俳優ばかりがそろった。最後まで何が起こるか全く予想できない、目が離せない展開の『しみ』を含めた、4つの珠玉のエピソードでお送りする『世にも奇妙な物語 '20夏の特別編』は、この夏放送。どうぞお見逃しなく。