珠玉の短編ドラマをオムニバス形式でお送りする『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。
この度、待望の『世にも奇妙な物語’19秋の特別編』が、11月9日(土)21時から放送される事が決定した。今回は5本のストーリーで構成されるが、その中の1本でオリジナル作品となる『コールドスリープ』に、ムロツヨシが主演することになった。『世にも奇妙な物語』への出演は2015年11月放送の『世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP傑作復活編』以来約4年ぶりだが、同作で主演を務めるのは今回が初めてとなる。
ムロは、大学在学中に役者を志し、1999年に自身が作・演出・出演を行った独り舞台で芸能活動を開始。2005年9月公開の映画『サマータイムマシン・ブルース』(本広克行監督)で映画初出演し、それをきっかけに映像にも活動を広げる。以降、映画、ドラマ、舞台とジャンルを問わず幅広く活躍し、確かな演技力と存在感を示し続けている。
今回、演じるのは「ITの風雲児」「未来を創造する男」と称される社長・藤田吾郎。
彼には一人息子の恭平(長野蒼大、のちに落合モトキ)がおり、優秀な大人になるように、教育にもかなり力を入れていた。また事業で成功をおさめた彼は、幼いころからの夢である日本人初の宇宙旅行を実現させようとしていた。しかし、恭平と副社長の大岩(桜井聖)はそんな藤田の身を案じていた。というのも、数週間前、藤田は治療法のない病気と診断され、余命3ヶ月を宣告されていたからだ。不思議なカプセルの前に立つ藤田。しかし彼が入ろうとしていたのは、生物を生きたまま低温状態で保存し、組織の老化を防ぐ“コールドスリープ”の機械だったのだ。この機械は最大50年冬眠できて、途中4回まで覚醒する事が出来るという。この治療法にいちるの望みをかけて冬眠に入る藤田だったが…。