珠玉の短編ドラマをオムニバス形式でお送りする『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。6月8日(土)21時から放送の『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』では、郷ひろみが戦隊ヒーローを演じるユーモラスな『永遠のヒーロー』、吉田羊が神隠しにあった息子の母を演じる『しらず森』、木村文乃が種から生えた人間を育てる『人間の種』、玉森裕太が恐怖のピアノ楽曲を奏でる『さかさま少女のためのピアノソナタ』といった個性的な作品をお届けするが、このたび女子高生が主人公のシュールなアクション・コメディー『大根侍』で浜辺美波が初主演を務めることが決定した。浜辺の『世にも奇妙な物語』出演は『'17春の特別編』の『しりとり家族』、『しりとり家族ふたたび』以来、二度目の出演となる。また、大根を武器に主人公に戦いを挑む不思議な男役で小手伸也、主人公の憧れの先輩役で井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が出演。初共演となる浜辺と小手は、殺陣の本格アクションで相対する(ただし武器は野菜…)。また、浜辺と井上は高校の同級生で、今年高校を卒業したばかりの2人が、今回初めて共演する。
女子高生・立川樹(たちかわ・いつき/浜辺美波)は、バスケットボール部のマネージャー。憧れの先輩・萩山翔(はぎやま・かける/井上瑞稀)の大好物であるブリ大根を作るべく、大根の入ったレジ袋を提げ意気揚々と歩いていると、すれ違いざまに男(小手伸也)とぶつかってしまう。浪人風の出で立ちをしたその男は、大根を刀のように腰に差していた。不審に思い、立ち去ろうとした樹だったが、男はいきなり大根で斬りかかってきた!なんとか身をかわしたものの、大根の切っ先が樹の腕をかすめ、なんとそこから血が…。大根で腕を斬られパニックになり、拝むように命乞いをする樹。「決闘は一か月後にしてやる」と訳のわからないことを言う男。樹の生徒手帳にある先輩の写真を見つけ、「もし逃げたら、代わりにこやつを斬る。(それまでに)せいぜい腕を磨くがいい」と言い放ち、去っていった。樹が茫然としていると「わしの弟子にならぬか」と老人の声が…。袴姿のその老人もまた、腰に大根を差していた。「わしの指導を受ければ、必ずあの男に勝てる!」半信半疑だった樹だが、その老人の元で野菜を武器に修行を始めるのだった…。
浜辺美波は、第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し、映画『アリと恋文』(2011年)主演で女優デビュー。スペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2015年)の本間芽衣子を演じて注目される。主演を務めた映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)で新人賞を総なめ。現在、主演映画『賭ケグルイ』が公開中。数々の映画・ドラマに引っ張りだこの今最も旬な若手女優である。
浜辺美波のアクションシーンがみどころのシュールなコメディー『大根侍』のほか、梅雨の季節に家で見るのにぴったりのラインナップがそろった『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』は、6月8日(土)21時から放送。どうぞお見逃しなく。