珠玉の短編ドラマをオムニバス形式でお送りする『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。この度、待望の『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』が6月8日(土)21時から放送される事が決まり、奇っ怪でユーモラスなオリジナル作品『永遠のヒーロー』に郷ひろみが主演することが決定した。デビュー47年目にして、初めて『世にも奇妙な物語』の主演をつとめ、“戦隊ヒーロー”に挑戦する。また、郷が溺愛する娘役として上白石萌音の出演も決定した。
本作の舞台は科学の進歩により、人体の能力を最大限まで引き出す改造人間技術が発達した世界。その技術を悪用する怪人が現れ、市民の生活と安全を脅かすようになっていた。この緊急事態に日本政府は警察庁内に外部機関として怪人対策室を設置。最新科学技術を駆使したヒーロースーツを開発し、怪人たちに対応している。中でも怪人検挙数トップを誇り、活躍しているのが“レッドライガー”こと怪人対策室警部・大場博人(郷ひろみ)。日々、さまざまな怪人たちを撃退し、世界の平和を守っている。だが、仕事が忙しすぎて、世界で一番大事な娘・亜希(上白石萌音)となかなか会えず、テレビ電話で会話することだけが毎日の生き抜きとなっていた。来年こそ、定年を期に娘とゆっくり暮らせると思っていたが、怪人・マスターカイザーから世界を揺るがすテロ予告が届き・・・。
郷のフジテレビドラマ出演はなんと1992年(『愛する時と裁く時』主演)以来27年ぶり。それに対し、郷は「そういった感覚はありません。何年経とうが、こうして自分にお声がけをしてもらったこと自体、感謝しているし、その皆さんの思いに応えたいと思っています」とコメント。
また、これまでステージの上ではさまざまなものに“変身”してきた郷だが、戦隊ヒーローへの変身は自身初となる。もともと戦隊ヒーローに憧れがあったという郷は「まさか自分がこの年代でこのような役をやるとは思っていませんでしたが、それはそれでとても楽しみです」とヒーロー役を楽しみにしている様子。また、変身後の自身の姿に対し、「申し分ないです。僕以上のデキだと思います(笑)。大満足です!」と太鼓判をおした。
郷ひろみは1972年1月、「新・平家物語」で芸能界デビュー。同年8月 シングル「男の子 女の子」で歌手デビュー。その年の新人賞を総なめにし、 “新御三家”と呼ばれ一躍トップアイドルの仲間入りを果たした。デビュー当時から爆発的人気を誇り、日本中に様々な社会現状を巻き起こし、「お嫁サンバ」「GOLDFINGER’99」などのアップなナンバーから「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」「言えないよ」などのバラードまで、幅広い数々のヒット曲を送り出している。これまで発売したシングル曲は103枚にのぼり、NHK紅白歌合戦には31回出場するなど、数々の偉業を成し遂げてきた郷。音楽活動だけでなく、ドラマや映画にも積極的に挑戦し、ドラマ出演本数は本作が38作目になる。63歳を迎えた今でもその人気は衰えを知らず、2019年5月に104枚目のシングル「JAN JAN JAPANESE」を発売し、5月16日には池袋サンシャインシティ噴水広場で新曲発売イベント&握手会を開催。6月からは全国コンサートツアー(全56公演)をスタートさせるなど日本を代表するポップスシンガーとして揺るぎない地位を得ている。
上白石萌音は第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』でドラマデビュー。映画『舞妓はレディ』で映画初主演、第38回「日本アカデミー賞新人俳優賞」などを受賞。ヒロインの声をつとめたアニメーション映画『君の名は。』は250億円を越える大ヒットを記録、国内歴代興行収入4位。映画やドラマだけにとどまらず、歌手活動や舞台、ミュージカルなどにも積極的に挑戦し、活動の場を広げている。
デビュー47年、常に第一線で活躍する郷にとって、新たな挑戦でもある“戦隊ヒーロー”。そんな郷と上白石がどのような化学反応を見せるか。『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』は6月8日(土)21時から放送。乞うご期待!