この秋、11月10日(土)午後9時から土曜プレミアム枠で放送される『世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編』。その一遍として、死んでしまった仲間をよみがえらせるため、数学用語だらけの“死者蘇生の方法”を解読しようと奮闘する女子学生と不良少年たちの交流を描いた、数学をめぐる青春コメディー「マスマティックな夕暮れ」を放送することが決定いたしました。「マスマティックな夕暮れ」は、「サマータイムマシン・ブルース」や「冬のユリゲラ―」をはじめ、数々のコメディー演目で人気を博す劇団、ヨーロッパ企画の主宰・上田誠さんの原案を基に、ヨーロッパ企画の諏訪雅さんが2017年に映画化した作品。2017年、「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞した上田誠さんが今作の脚本を手がけ、“世にも”テイストをふんだんに盛り込んだ新たな「マスマティックな夕暮れ」が誕生することになりました。主人公の優等生を演じるのはモデル、女優として活躍する玉城ティナさん。玉城さんは2012年から6年にわたりファッション雑誌「ViVi」の専属モデルとして人気を博し、自身の公式Twitterフォロワー数は実に100万人以上を数えます! また、出演映画「ういらぶ。」の公開を来週11月9日(金)に控えるなど女優としての活躍もめざましい玉城さんは、このたび『世にも奇妙な物語』初出演にして初主演を務めます。そして、不良少年たちを演じるのはジャニーズJr.のグループSixTONESのメンバー、ジェシーさん、田中樹さん、松村北斗さん、髙地優吾さんの四人。2015年の結成以来躍進を続けるSixTONESは、ジャニーズJr.ながらすでにグループ単独公演を成功させるほどの人気ぶりです。俳優としてドラマや映画にも出演しているジェシーさん、田中さん、松村さん、髙地さん。今回『世にも奇妙な物語』シリーズには四人とも初出演となります。
「マスマティックな夕暮れ」は、優等生の女子学生・凛子(りこ)が主人公。夕暮れ時、自転車を川沿いに走っていた凛子は不良少年グループの文哉(ふみや)、一成(かずなり)、大知(だいち)、宗徳(むねのり)の四人に行方を阻まれます。「乱暴しないで下さい!」と身構える凛子ですが、不良の口から「てめえ…勉強できんのか?」と意外な質問が。「…ええ?」拍子抜けして調子が狂う凛子に、「勉強できるんだったら、ドウシンエン(同心円)の描き方を教えろ!」とドスを効かせる少年たち。訳が分からないまま、突如現れた不良少年を相手に、凛子は同心円の描き方を教えることになります。不良少年たちが同心円の描き方を知りたい理由はただ一つ。事故で死んでしまった仲間、隆(たかし)を生き返らせるため…。リーダー格の隆を突然の事故で失い悲しみに暮れていた少年たちはある日、道ばたで「黒魔術」と書かれた古書を偶然拾います。ページをめくると「死者蘇生の方法」が書かれているのですが数学用語だらけで全く理解できません。四人とも勉強は大の苦手…。途方にくれていたそのとき、偶然自転車で通りかかったのが凛子だったのです。同心円の描き方を理解した一同ですが、古書を読み進めると、つるかめ算、植木算など次から次に数学の壁が立ちふさがります。四則計算から高等数学までありとあらゆる数学の知識が必要とされる死者蘇生の手順…。「俺たちに数学なんてできんのかよ…」と弱気になる少年たちですが、「私も手伝います」と凛子。その日以来、放課後になると凛子を囲んで勉強会をする日々が始まります。次第にめきめきと学力を伸ばす少年たち。そして不良の一人、文哉と凛子に恋の予感…。はたして彼らは隆を生き返らせることができるのでしょうか? 勉強、友情、そして恋に全力投球する少年少女の交流を描き、数学と青春が融合したユニークなコメディー作品「マスマティックな夕暮れ」にご期待下さい。
「数学×不良×黒魔術という、いまだかつてない超奇妙な掛け合わせのコメディーが登場です! ヨーロッパ企画の上田誠さんらしい、ありそうで現実にはたぶんない素っ頓狂(すっとんきょう)な世界観ですが、こういう不良の更生方法もあるんだなと意外と思えてしまいました(笑)。玉城ティナさんの優等生の演技もジェシーさん、田中樹さん、松村北斗さん、髙地優吾さんの不良達の演技も抜群にハマっていて、バカバカしくもどこか愛おしい物語になりました! 衝撃の結末もあるので、是非最後までリアルタイムでご覧ください!」