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#32 倉科カナと不気味な少年の出会いが奇跡を巻き起こす

珠玉の短編ドラマをオムニバス形式でお送りする『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。5月12日(土)午後9時から放送『世にも奇妙な物語 ’18春の特別編』では、三浦春馬主演のヒューマンSF作品「明日へのワープ」、白石麻衣(乃木坂46)主演のホラーサスペンス「フォロワー」に続き、倉科カナ主演のヒューマンドラマ「少年」が決定しました。倉科は『世にも奇妙な物語』の膨大なエピソードの中でも名作の1つと称される「相席の恋人」(『世にも奇妙な物語2012秋の特別編』)で主演をつとめて以来2回目の出演。『僕の生きる道』シリーズや『フリーター、家を買う。』など数々の名作を手掛けてきた脚本家・橋部敦子が手掛ける、とある不気味な少年との出会いによって巻き起こる奇跡のような出来事が繊細に描かれたオリジナルストーリーです。

上司に見合いを持ちかけられるも恋人がいるからと断ってきた一人暮らしのOL岡林遥(倉科カナ)は、とある交通事故を目撃してしまいます。被害者は少年。病院で目を覚ました少年は「田山啓輔」と名乗りますが、看護師が田山家に電話をかけると「啓輔は死にました」と告げられます。看護師がもう一度名前を尋ねると少年は「間違えました。亮太です」と答えます。一方、家に帰った遥のもとには無言電話が…。そんなある日、遥が退社しようとすると会社の前に少年がいるのを見かけます。別の日、ベランダから見下ろすと、そこに見上げている少年が…。さらに遥が買い物をしていると、雨の中、わざわざ少年が忘れ物を届けにやってきました。びしょ濡れの姿を見かね、少年を家に招き入れる遙。ところが彼女が目を離した隙に少年は彼女の私物を確認し始め…。

トワイライトな世界で描かれるヒューマンドラマ「少年」ほか色とりどりの“奇妙な”作品たちをお届けする『世にも奇妙な物語 ’18春の特別編』は5月12日(土)午後9時から放送。どうぞ、お見逃しなく。

編成企画:稲葉直人(フジテレビ編成部)
コメント

不気味な少年との出会いからはじまる本作は、やがて思いもよらない奇跡の物語へと変貌していきます。橋部敦子さんの繊細な筆致で紡がれた本作の主人公は、背負ってきた人生を、清涼感をたたえながらも深く表現できる女優さんでなければなりませんでした。それを倉科カナさんに演じていただくことが叶い、今から完成が楽しみでなりません。ぜひご期待ください。