珠玉の短編ドラマをオムニバス形式でお送りする『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。
この春、待望の『世にも奇妙な物語 ’17春の特別編』が4月29日(土)午後9時から放送となり、奇っ怪でユーモラスなオリジナル作品「カメレオン俳優」に菅田将暉が主演することが決定した。若手実力派俳優として人気・実力共にトップを走り続ける俳優・菅田にとって満を持しての『世にも奇妙な物語』初出演、初主演となる。
菅田が演じるのは、初主演ドラマの撮影で散々ダメ出しを受け、プレッシャーに押しつぶされそうな若手人気俳優の工藤圭太。「どんな役にも染まれるカメレオン俳優になれ」というマネージャーの鍋島(塚地武雅)の勧めで、一時的に思い通りの人間に変身できるという秘薬“カメレオーネ”の投与を始めてしまう。以来、まるでカメレオンのように次々と役に染まり、難役をこなしていく工藤。ドクターから“カメレオーネ”の投与は1日1回までと制限されていたにも関わらず、カメレオン俳優ランキングで不動の1位をキープする八巻卓朗(平山浩行)との競演をひかえ…。
“カメレオン俳優”と呼ばれることも少なくない実力派俳優・菅田のまさにセルフパロディーとも言える物語。ドラマ内でもいろんなキャラクターに変化する菅田の演技そのものがまさに一番のみどころにもなっている。
そんな“カメレオン俳優”ぶりについて菅田は「ビジュアルのわかりやすい変化もあるんですけど、ところどころ自力でやっていかないといけないので、そこをぜひ見てほしいですね。物語の設定上は薬で変身していますが、実際には薬の力は無いので…(笑)。ドラマを見ている人には“薬を投与しているから”という風に見てもらえればうれしいです」とコメントしている。
2009年に『仮面ライダーW』で俳優デビューした菅田将暉。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した映画「共喰い」(2013年)や連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年~2014年)をきっかけに人気俳優の仲間入りを果たし、日本映画批評家大賞のほか多くの賞を受賞した映画「そこのみにて光輝く」(2014年)や「海月姫」(2014年)、「暗殺教室~」シリーズ、「デスノート Light up the NEW world」(2016年)、など数々のヒット作に続々出演。
「溺れるナイフ」(2016年)、「キセキーあの日のソビトー」(2017年)といった主演作に続き、この春主演する映画「帝一の國」(4月29日公開)の公開も控える菅田だが、今作で「帝一の國」とのコラボシーンが登場。カメレオン俳優となった主人公が「帝一の國」に主演しているという設定で、撮影現場を再現しているとのことなので、そちらもお見逃しなく。
今一番ノリに乗る俳優・菅田将暉の熱のこもった怪演ぶりを思う存分味わえる『世にも奇妙な物語 ’17春の特別編』は4月29日(土)午後9時から放送。乞うご期待!