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#103 <4作品目>傑作選を解禁!役所広司主演作『ハッピーバースデー・ツー・マイホーム』!34年ぶりに一夜限りの復活放送!

おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう『世にも奇妙な物語』が35周年を迎え、土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編』として、11月8日(土)21時から放送する。5月31日(土)に放送した『35周年SP春の特別編』では、過去作の中からファンの中でも人気の高い珠玉の5本を放送し、懐かしむ声や復活を喜ぶ声が多く大きな話題となったが、今回の『秋の特別編』は、35周年の締めくくりにふさわしい新作3本と、傑作選1本というスペシャルな構成でお届けする。4作品放送するうち、これまで3本の新作が解禁されたが、最後に傑作選が解禁となった!

傑作選は34年前に放送された役所広司主演の名作『ハッピーバースデー・ツー・マイホーム』!
過去作の中から選ばれたタイトルは、役所広司主演『ハッピーバースデー・ツー・マイホーム』(1991年)。役所演じる坂口が、家族と暮らす一軒家を購入するところから物語は始まる。坂口は、娘が偶然手にした父親の形見のスケッチブックに、なぜか購入した自分の家が描かれていることを発見する。さらに、坂口の姉が昔実家で使っていた大きなテーブルを譲ると持ってきたが、父がいつも座っていた席もあって…。
心理スリラー、ホラー、ミステリー、シュールコメディ、SF、ファンタジーなど多彩なジャンルとストーリーが魅力の『世にも奇妙な物語』だが、本作は奇妙で不思議な世界を描きつつも、感動を残す心温まる名作だという声も多い。役所の他に、坂口の妻役で岩崎良美、父親役で河原崎建三ら、名優が顔を揃えている。

35周年という記念の年にふさわしいスペシャルなエピソードが出そろった『35周年SP 秋の特別編』。豪華キャストとともにお届けする新作3本、そしてこの日一夜限りで復活する傑作選1本をぜひお見逃しなく。

演出:落合正幸

“孝行したいときに親はなし”、“墓石に布団は着せられず”……親が生きている時に孝行をしておくものだと説く言葉。方や、“子供の、3歳までの可愛らしさで、親は十分、贈り物をもらっている”と、いう言葉もある。反抗期に、本心ではない事を父にぶつけた主人公。親となった今、父の思いを知る。だが、赦しを乞おうにも父はいない……しかし、この奇妙な世界では、それが叶う。脚本の君塚さんと、自身の親との関係について話し、練った記憶がある。役所広司さんの、何も演じていないように見えて、深い心情を伝える芝居には心を動かされた。

放送概要

番組名:『世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編』
放送日時:11月8日(土) 21時~23時10分
<出演者>
ストーリーテラー:タモリ
<スタッフ>
プロデュース:狩野雄太(フジテレビ)、江花松樹(フジテレビ)、中村亮太、歌谷康祐
「ハッピーバースデー・ツー・マイホーム」
<キャスト>
役所広司
岩崎良美
河原崎 建三
<スタッフ>
脚本:君塚良一
演出:落合正幸
<制作>
フジテレビ
<制作著作>
共同テレビ