インタビュー

「永遠のヒーロー」郷ひろみさんインタビュー

『世にも奇妙な物語』初出演、初主演となりますが、お気持はいかがですか。

ドラマはよく拝見していて、とにかく怖いというか“奇妙だな”というイメージがありました。僕が出演する話は、物語が深くて、今の時代を象徴しているものだという感じがしています。大の大人たちが真剣に演じるところは演じ、楽しむところは存分に楽しむ、そういうメリハリがつけられればと思っています。

フジテレビドラマへの出演は1992年以来27年ぶりとのことですが…

あまり、そういった感覚はありません。何年経とうが、こうして自分にお声がけをしてもらったこと自体、感謝しているし、その皆さんの思いに応えたいと思っています。そして、大場博人(※今回の役)という人物を、しっかりと自分なりにとらえ、演じていきたいと思っています。

戦隊ヒーローに変身するという役柄は初めてですか?

もちろん初めてです!変身する役なんてなかなかできる役柄じゃないので、おもしろそうだなとずっとやってみたかったです。僕自身、ステージ上で今までたくさんの事をやっていますが、このような戦隊ヒーローに変身するという事はやったことがなかったので、ちょっとした憧れのようなものはありました。まさか自分がこの年代でこのような役をやるとは思っていませんでしたが、それはそれでとても楽しみです。変身してからの僕の動きがどのようになるのか、そして変身から大場博人という生身の人間に戻るときに、どのように自身が変化していくのかはとても興味があります。

ご自身の変身後の姿と“対面”されていかがでしたか。

申し分ないです。僕以上のデキだと思います(笑)。大満足です!

郷ひろみさんにとっての“ヒーロー”はいらっしゃいますか。

僕は15歳の頃からこの世界にいて、ヒーローというのはなかなか難しいのですが、小さい頃から王貞治さんが大好きでした。小さい頃は王さんになりたいと憧れていました。
(今は)何度もお会いする機会があるのですが、人間的にも素晴らしい方なので、変わらず今でも僕にとってのヒーローは王さんだと思っています。

注目のシーンは?

やはり、携帯のテレビ電話で娘とやりとりしているところです。少し難解だけれど、最後に謎が解けるのも『世にも奇妙な物語』っぽいなと思っています。

楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

ヒーローである時、刑事である時、娘に本気で接していく時、それぞれを真剣に演じる事で、見ている人を同じ感覚に引き込みたいと思っています。その違いを是非楽しんで欲しいです。そして、僕がこのドラマをやらせていただくこと自体、世にも奇妙な物語、なのかもしれない…