インタビュー

『世にも奇妙な物語』出演について

なかなかこういうスタイルの作品をやることが無いので、連続ドラマとも違って面白かったです。今回の作品は世間という漠然としたものを描いていて、いろいろ考えさせられる話になっています。(作品自体は)短いけど、面白い展開の作品だと思いました。

今作について

今の世の中の風潮からいって、有りそうで無さそうなストーリーですよね。実際にここまで行くかどうかは別としても、何事もやりすぎちゃいけないということじゃないかと。例えば、胸の谷間がたまたま見えたっていうだけで逮捕させられてしまうなど、ものすごくバカバカしいと思いながら、実は笑っていられない、という感じがすごくします。

ご自身の役どころについて

この作品に関しては、主人公の役柄はどんなキャラクターでもむしろ良いのではないか、と。それなりに幸せな家族を持つ主人公が、その特異なルール(法律)、世間のルールによって、何も悪いことをしていないにもかかわらず理不尽なことになって、最終的に崩壊していく、という話なので。

撮影はいかがでしたか?

佐藤監督は撮影前からしっかりイメージが頭の中にあってそれを撮ろうとしているので、役者としては非常にお芝居がやりやすかったです。俳優とは監督の指示のもとで動くものであり、俳優自身が中心となって動くものではないと思うので、今作ではきっちり指示をいただけて、それを演じるということに集中できました。

特に注目してほしい見どころは?

見どころは徐々に変わって行く展開じゃないでしょうか? 素晴らしい家庭だったのが、知らない間に追い込まれていって、最後にはとんでもないことになります。これだけ短いオムニバスなのに話の展開が良くできているんです。

楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いします

本当に面白い作品だと思うので、ぜひたくさんの方に見てもらいたいですね。そして不倫に関係している方たちにはじっくり見ていただき、今一度周りを見回して、しっかり考えていただけたらと思います(笑)。