
土曜プレミアム 世にも奇妙な物語~2011秋の特別編~

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- 原作
- 貫井徳郎(「憑かれる」
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- 『崩れる』所収 角川書店)
- 脚本
- 酒井雅秋
- 演出
- 小林義則

- 倉田聖美(松下奈緒)は数々の賞を受賞する人気作家。次回作を執筆していると電話が鳴る。高校時代の同級生・及川真砂子(中越典子)からだった。「私の結婚のお祝い会があるから来てほしい」とのこと。学生時代、それほど仲が良くなかったので、あまり乗り気ではなかったが、昔付き合っていた彼も来ると知り、参加を決める。当日、言われたお店に着いた聖美だったが、そこにはびしょ濡れの真砂子だけがいて…。

- 大手建設会社で働く新入社員・真田賢輔(三浦春馬)は、じゃんけんが弱かった。その“勝負弱さ”は仕事や私生活において賢輔の“負の要因”となっていた。そんなとき、街中で「じゃんけん教えます」という看板が賢輔の目に入る。気になった賢輔が路地の奥をのぞくと、そこには「じゃんけん道場」が。そこで仙人のような風貌の老師(石橋蓮司)と出会い…。

- 日々の子育てに奮闘する主婦の安田千秋(水川あさみ)。だが千秋は、なかなか泣きやまず、離乳食も口にしない息子に対し、心身ともに疲れきっていた。ある日、薬局の前を通りかかると、薬剤師から「ベビートークA錠」という薬を勧められる。その夜、千秋はすすめられた通りに薬を口にすると、思いもよらぬ効果があらわれて…。

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- 原作
- 泉 昌之(「耳堀り」
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- 『かっこいいスキヤキ』
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- 所収 扶桑社)
- 脚本
- 森ハヤシ
- 演出
- 鈴木雅之

- 謎の殺し屋(浅野忠信)は、何よりもダンディズムを最優先させる男。今日も、ホテルの一室から標的の美女に銃口を向けていた。あとは引き金を引くだけ…。
しかし、この男には、任務遂行の前に必ず行うことがあった。それは、“ご自慢の耳かき”で、耳あかを取ることだった。これぞ、謎の殺し屋流の“ダンディズム”。
そして、今回も耳かきを、そっと耳の奥に入れるのだが…。

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- 原作
- 永山驢馬
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- (「時計じかけの天使」
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- 『原色の想像力』所収
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- 東京創元社)
- 脚本
- 半澤律子
- 演出
- 都築淳一

- 女子高生・堂島百合(志田未来)は、クラスメートからいじめにあっていた。ある日、百合はいつものようにいじめられているところを、クラスに転校してきた永瀬日菜子(大後寿々花)に助けてもらう。百合は、かばってくれた日菜子に話しかけるのだが、無表情でリアクションは薄い。そして、いつしかいじめの対象は日菜子へ。日菜子はいじめられ続けても感情を表に出さない。百合はいつしか日菜子のことを…。
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