
世にも奇妙な物語 秋の特別編

- ドラマのような恋に憧れている前川理沙(優香)は、恋人の隆幸(高橋一生)のことが、どこか物足りないと感じていた。そんなある日、奇跡は起こった! 理沙の前に、ハンサムで、さわやかで、胸板の厚い、すてきな男性(石黒賢)が現れる。男の名前は伊集院誠。この、まさにドラマのような出会いに、理沙は燃え上がる。誠とのデートを楽しみ、自分がドラマの主人公になったような気分で振る舞いはじめるのだが…。

- この世には、『仇討ち法』が存在していた。犯罪被害にあった遺族は、加害者への仕返しを認められており、そんな仇討ちの模様を完全生中継する番組『仇討ちショー』は、大人気となっていた。
今日は、記念すべき10件目の仇討ちが中継される。本日の仇討ち人は、相原蘭(中谷美紀)。電車内での携帯電話を注意したことで撲殺された父の敵を討つべく、この舞台に立った。ボウガンを手に仇討ちに挑む蘭であったが…。

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- 中村美保
- 柊 瑠美
- 中村陽子
- 深浦加奈子
- 中村真一
- 樋渡真司
- おばあちゃん
- 草村礼子

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- その日、中村美保(柊瑠美)は父・真一(樋渡真司)と母・陽子(深浦加奈子)と一緒に、ある病院にやってきた。寝たきりになっている祖母(草村礼子)を見舞いにきたのだ。祖母はもう、そう長くないらしい。母の陽子は、普段はとても優しいのに、祖母のことになるとどうも冷たい態度をとり、今日もあまり気乗りがしないようだ。そんな中、美保と祖母がふたりだけになる瞬間が訪れる。すると祖母から思いがけない提案があり…。

- 目覚めた時、久保田凛(観月ありさ)は病院のベッドにいた。飛行機の墜落事故で、自分だけが助かったのだ。世間では、凛が奇跡の人として注目を浴びているという。そんなある日、看護師の楠田真由美(奥貫香)は、泣いている凛を発見し、慰める。しかし、実は、女優の卵である凛は、ワイドショーなどの取材に備えて、悲劇のヒロインを演じる練習をしていたのだと打ち明ける。だが、その日から凛は、悪夢を繰り返し見るようになり…。

- サリー(ともさかりえ)は10歳で小学4年生。その日の朝は、学校に行くことがひどく憂鬱な気分だった。それはママ(麻生祐未)のせい。ついこの前、40歳の誕生日を迎えたママは、子持ちの現実をなかなか受け入れることができずに毎日のように幽体離脱を繰り返しているのだ。そこで、サリーは、友だちと一緒に、デパートで新しいママを買い求めることにするのだが…。
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