
金曜エンタテイメント「世にも奇妙な物語 秋の特別編」

- 新任の英語教師・別所右(稲垣吾郎)は、出席簿を持って新たに受け持つことになったクラスの教室へと向かっていた。中学教師として初めての授業に向かうので、緊張気味だ。「3年7組」と書かれた出席簿を確認し、別所が教室に入ると「起立」「礼」の声がかかり、生徒たちはキビキビ行動した。
ところが、授業に立ち会うことになっていたはずの教頭の姿がどこにもない…。

- 建設会社に勤めるOL高梨江美(鶴田真由)は、テレビで見た占いで「今日の注意カラーは黄色」と言われたことが気にかかる。その日、黄色の服を選んでいたことに気づき、早速、着替えた。急いでマンションを出ると、幼稚園児の集団が江美の道をふさぐ。園児たちは、みな黄色い帽子をかぶっていた。結局、江美はいつものバスに乗り遅れてしまう。会社に着くと江美は上司に呼ばれ、書類に不備があると叱責され、見るとその書類ファイルは黄色だった。ミスを挽回しようと建設現場に急行するが…。

- 中日本商事経理部長の井上良博(小野武彦)は、ダジャレ大好き人間。若手社員やOLを笑えないダジャレでからかい、同僚ともダジャレ混じりで会話、周囲から典型的なオヤジ扱いを受けていた。そんな中、「ダジャレを言っている間にも働け」と、景気回復策の一環としてダジャレ禁止令が施行される。井上の周囲では中年男性を中心にダジャレを言った罪で次々に逮捕者が出て、会社をクビになるなど、人生を狂わせる中年の男たちが続出する。

- 小型マシンガンを持った男(三上博史)が、スポーツカーに乗って武装警官、パトカーが封鎖する道路を疾走していた。奇声を発し、封鎖を突破しようとするが、結局逮捕され裁判へ。その裁判では7人も殺したというのに、言い渡された判決はなんと懲役30日。男は半分拍子抜け、笑いながら刑務所に入った。刑務所では、看守長から嫌がらせを受けたりもするが、30日我慢すれば…と耐え抜いた。そして、30日後。男が連れていかれたのは地下室で、そこには電気椅子があった。

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- 志村孝行
- 江口洋介
- 黒田栄二
- 郷田ほづみ
- 黒田妙子
- 原田貴和子

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- 探偵の志村孝行(江口洋介)は、2週間で200万円という破格の報酬で、休暇に出る黒田栄二(郷田ほづみ)に代わり、黒田家の主の役を務めることになた。言われた通りに、志村が黒田の家の玄関に入ると、お帰りなさいと、妻の妙子(原田貴和子)が明るい声で出迎え、子供たちも本当の父親のように接してくる。「ウソだろ…」と、狐につままれたような志村だったが、そこから、志村と黒田ファミリーの奇妙な生活が始まった。
出演者のお名前は、現在改名、新たに襲名された方についても、出演当時のお名前を表記しております。
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