
世にも奇妙な物語 春の特別編

- 夫の靖男を刺し殺してしまったユリ(黒木瞳)は、車を走らせ自殺を図るが、警察に保護される。死にたいのか、という警官に、ユリは夫を殺したと自白。しかし、警察が調べたところ、靖男は殺されてなどいないという。半信半疑のままユリが家に戻ると、殺したはずの夫がユリを出迎えた。あれは夢だったのか、と混乱するユリは、カウンセリングを受けることに。そんな折、ユリが事故死した前夫の写真を見ていると…。

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- 原作
- 藤野美奈子(「友子の長い
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- 朝」『友子の場合』所収
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- 小学館)
- 脚本
- 梅田みか
- 演出
- 本広克行

- ある朝、女子高生の田村友子(ともさかりえ)は寝坊して学校に遅刻してしまう。ところが、友子が教室に着くと、クラスメートたちは校庭で行われている朝礼に出ていて教室は空っぽだった。それをいいことに、友子は遅刻の言い訳を思案。黒板にいくつも言い訳を書きはじめる。やがて、最高の言い訳を思いついた友子はバケツの水を頭からかぶり、びしょ濡れになり、クラスメートたちが帰ってくるのを待つ。

- 終電間際の地下鉄の駅で、押本(木村拓哉)はやっと見つけたトイレに飛び込んだ。ふと配水管に目をやると、そこに「午前0時、扉は閉ざされる」と書かれた落書きを見つける。時刻は、ちょうど午前0時になろうとしていた。鼻で笑って、トイレを出ようとするが、扉が閉まり押しても引いても開かなくなってしまう。やがて、終電も終わり、駅員もいなくなったため、押本はトイレで夜を明かすことに。暇つぶしに、トイレの落書きを読むと、それは物騒な内容ばかりで…。

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- 若林
- 橋爪 功
- 向坂 珪
- 鷲尾いさ子
- 木谷俊和
- 佐野史郎

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- コンピュータ犯罪の常習者である木谷俊和(佐野史郎)が死亡し、鑑識の調べで自殺との見方が強まった。しかし、木谷の死体には脳がなかった。刑事の若林(橋爪功)は、木谷は自殺ではないと確信し、独自の調査を始める。そんな中、木谷の愛人であった女医の向坂珪(鷲尾いさ子)を調べるうちに、若林は驚くべき事実をつきとめるのだが…。

- ある日、仕事や私生活でのストレスがたまり爆発しそうになった男(石黒賢)は、会社に向かう電車ではなく、生まれ故郷へ向かう電車に乗ってしまう。やがて、男は故郷の街に降りたった。街の様子がおかしいことに違和感を持った男は、たばこがきれかけていることに気づき、買おうとする。しかし、なぜか売ってもらえず、仕方なく手持ちのたばこに火をつけると、突然、警察官がやってきて…。
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