
金曜エンタテイメント 世にも奇妙な物語 真夏の特別編

- 種田肇(石黒賢)は、中央生命保険のトップ営業マン。裸踊りや手品など、見事な宴会芸を武器に契約を取り、出世を勝ち取ってきた男だ。そんな種田が、成績最下位の営業所へテコ入れのために派遣されることになった。現地に着任した種田を所員たちが出迎えてくれ、早速、営業所で歓迎会が開かれた。ここぞとばかりに張り切る種田だったが…。

- 長く付き合っていた交際相手から振られてしまった美佐子(松下由樹)。帰宅した美佐子は、一人寂しく思い出のレコードをかけ、泣き崩れた。来る日も来る日もレコードをかけては悲嘆にくれていると、ある日、隣の部屋から壁をたたくような物音が聞こえてきた。それからというもの、毎夜その騒々しい音に悩まされた美佐子は、不動産会社に抗議をするのだが…。

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- 原作
- 上野顕太郎 (「帽子男は眠
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- れない」 講談社)
- 脚本
- 岡田惠和
- 監督
- 坂本太郎

- ボギー風のトレンチコートに身を包み、ハットを目深にかぶった男(菅原文太)が、おでんの屋台で飲んでいる。男は、周囲の客の会話を素知らぬふりで聞いているのだが、話が佳境に入ると、決まって新しいお客が入ってきたり、おやじの発した大きな声に遮られたりしてしまう。何かしらの邪魔が入り、どうしても肝心のオチが聞けなかった。

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- 原作
- 大木三千代 (「ラブチェア
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- ー」 メディアックス)
- 脚本
- 野依美幸
- 監督
- 山田大樹

- 家具店で二人がけのラブチェアーを購入した福山聡(石橋保)は、その椅子を気に入っている様子の早乙女麦子(南果歩)に、「うちに座りに来ませんか」と声をかける。それが縁で、麦子は、足しげく聡の家に通うようになり、やがて二人は付き合うようになった。とてもうまくいっていたように見えた二人だったが、ある日、彼女の異常な性格が露見して…。

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- 佐野寛一
- 大鶴義丹
- 加納宮子
- 水野真紀
- 加納宗徳
- 石橋蓮司

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- 原作
- 村田基 (「愛の衝撃」
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- 早川書房)
- 脚本
- 田辺 満
- 監督
- 小椋久雄

- 時は昭和初期、大学生の佐野寛一 (大鶴義丹)は、加納教授(石橋蓮司)の資料整理を手伝っていた。教授の一人娘・宮子(水野真紀)が家族から冷たく扱われていることを知った寛一は、彼女に同情し優しい言葉をかける。ところが、その途端、宮子が呼吸困難を起こして倒れてしまう。実は、宮子は特異体質で、愛情を受けると発作を起こすアレルギーを持っていたのだ。
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