2026.04.21
4/21(火)
10月期 フジテレビ連続ドラマ
『kiDnap GAME』
制作発表 イベントレポート
4月21日(火)、10月期ドラマ『kiDnap GAME』の制作発表会が行われた。
日本だけでなく、海外18の国と地域で放送・配信が予定されている本作の放送に先がけ、プロデューサーの加藤裕将らが登壇した。
本作は、アジア7都市で発生した同時多発誘拐事件に巻き込まれた者たちが自らの愛する人を救うためにどこまでできるのかが試される完全オリジナル作品。東京、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、那覇、マニラで同時に誘拐事件が発生。世界中で事件がセンセーショナルに報道される中、被害者の家族のもとに1通のメールが届く。“kiDnapGAMEにエントリーされました。愛する人を救うためにどこまでできますか?救われるのは一人だけ”。このゲームの出場者にはそれぞれ異なる指令が出される。大切な人を救うために、他の出場者より先に試練をクリアしなければならない。クリアできなければ大切な人は帰ってこないのだ。国籍も経歴も宗教も違う7人は、なぜゲームの出場者になってしまったのか?このサバイバルゲームを主催しているのは誰なのか?目的は…?極限状態の中で繰り広げられる“命懸け”のゲーム『kiDnap GAME』が開幕する―――。
東京・お台場にある湾岸スタジオには、プロデューサーの加藤裕将、第1スタジオ・局長の若松央樹、コンテンツ事業局・局長の渋谷謙太郎、ディストリビューションセンター室長の橋詰知明 、グローバルビジネス部長の田中晋太郎グローバルビジネス部長 、FOD事業部の村上正成が登壇。さらにMakerVille(香港)CEOの Mr. Kenneth Kam、SimStory(韓国)CEOのMs. Song Seon Eui 、ドラマ制作部長のMs. Juna Kimもオンラインで参加した。同作はフジテレビのオリジナル作品でありながら、複数の海外パートナーが出資、海外キャストを迎えて海外ロケを敢行。フジテレビ史上初の試みとなるドラマへの意気込みを制作陣が語った。
構想は3年前から!加藤裕将プロデューサーが撮影秘話告白「現地のスターと現地の言葉で」
集まった多くの記者を前に湾岸スタジオ・多目的ホールに、コンテンツ事業局・局長の渋谷謙太郎、プロデューサーの加藤裕将、第1スタジオ・局長の若松央樹が登壇した。
コンテンツビジネスの観点から今回のプロジェクトの説明を求められた渋谷局長は「フジテレビが昨年7月から新体制になったのを受け、配信・グローバルビジネス等、海外に進出する様々な施策を進めています。『kiDnap GAME』はそのテントポール的な作品。海外パートナーとの協力も得て地上波連続ドラマを展開していきます」と語った。若松局長は「これからは国内のみならず海外でも通用するコンテンツを作っていきたいと思います。『kiDnap GAME』は新生第1スタジオを象徴するチャレンジであり、フジテレビIPによる記念すべき世界戦略的第一歩となれば」と今回のプロジェクトに取り組む意義を力説した。そして、演出を手掛ける加藤プロデューサーは「この企画自体は3年前に立ち上げたもの」と数年前から温めてきた作品だと告白。続けて「韓国の『イカゲーム』のようなグローバルヒット作品を日本でも、フジテレビでも作りたいという思いから始まりました。アジア8都市を舞台にしたスケールの大きい作品を実現するため、MakerVille、SimStoryという最高のパートナーとタッグを組み、出資だけでなく、現地の撮影協力も一緒に行ってきました。ゼロから脚本を作り、アジアのスターたちをキャスティングし、現在も撮影しています。」と本プロジェクトの秘話を振り返った。
司会者から本作がどのような作品になるのか質問が及ぶと加藤プロデューサーは「 大切な人を取り返すため、犯人から課せられるミッションに10日間でクリアしなくてはいけないんです。一番先にクリアした人だけが勝ち残るが、それ以外の出場者の命はないという過酷なゲーム。一体誰が勝ち残るのか、ご期待ください」と話し、期待を高めた。そして、今回は様々なアジアの都市で撮影が実施されたことを受け、若松局長は「昨年の11月から撮影が始まり、5月いっぱいにクランクアップの予定。メインスタッフは日本人ですが、海外ロケでは現地のプロダクションのスタッフを編成し、真の意味での国際共同制作が実現したと思います」と海外制作の現状を明かし、加藤プロデューサーも「現地のスターと現地の言葉で」と相槌を打った。
香港&韓国の海外パートナーもリモート登壇「このドラマは必ず成功する」と自信
会場に設置されたモニターには、海外からオンラインで繋いだMakerVille(香港)CEOのMr. Kenneth Kam、SimStory(韓国)CEOのMs. Song Seon Eui、ドラマ制作部長のMs. Juna Kimもリモート登場。2人にこのプロジェクトの参加しようと思った理由を尋ねると、Mr. Kenneth Kamは「お話を初めて聞いた時、私たちはすごく興奮しました。大変うれしかったです」と笑顔。Ms. Song Seon Euiは「加藤プロデューサーと以前お会いした時に『グローバルを見据える作品を作りたい』という話題になったんです。『kiDnap GAME』はアジア各国でストーリーが展開されるスケールの大きさに魅力を感じました。また、この作品は韓国や日本にとどまらず、世界中の多くの視聴者に共感してもらえる可能性も感じ、ドラマへの参加を決意しました」とコメントすると、フジテレビの制作陣は笑顔を見せていた。
本作品の手応えについて話を振られたMs. Song Seon Euiは「初めて脚本を読ませていただいた時、加藤プロデューサーは天才だと思いました!『このドラマは必ず成功する』と確信を持って制作に参加したんです。今回だけにとどまらず、シーズン2まで展開できることを期待しています」と熱弁。一方、Ms. Song Seon Euiから「天才」と評された加藤プロデューサーは「勘弁してください(笑)」と照れ笑い。早くも続編を熱望する期待も寄せられたことから、「ぜひぜひ。両方できれば」と前向きな考えを示し、穏やかな雰囲気に包まれながら制作発表会は幕を閉じた。