ストーリー STORY

2024.2.23 放送

STORY 07

阿栖暮総合病院院内交番のは、室長の、警視庁捜査一課の城川尚(テット・ワダ)と居酒屋に来ていた。武良井は、恋人だった夏目美咲(入山法子)の死に関して、ある疑惑をずっと探っていた。ステージⅣの胃がんだった美咲は、抗がん剤の新薬の治験に参加した2ヵ月後、突如原因不明の間質性肺炎を発症し亡くなったのだ。その新薬の治験責任医師はだった。城川によれば、製薬会社側も治験患者が間質性肺炎で相次いで亡くなっていることを把握しており、内部調査を始めたらしい。武良井は、美咲が残した日記を読み直していて気付いたことがある、と切り出し、亡くなった患者たちは、肺炎の症状が出たことを黙っていたのかもしれない、と城川に告げ……。

病院内で倒れた14歳の少女・今井結依(梨里花)は、入院することになった。結依は、HLHS(左心低形成症候群)という先天的な疾患があった。武良井は、結依に頼まれて彼女を病院の屋上に連れて行く。阿栖暮総合病院に来たのも、結依の母親が榊原を頼ってのことだという。ふたりの会話を偶然聞いてしまった榊原は、妹の希(共田すず)のことを思い出す。

そんなある日、退院が決まったというが、「依頼したいことがある」と院内交番を訪ねてくる。清宮の依頼は、10年以上前に出て行った元妻を探して欲しいというものだった。さすがに院内交番の仕事ではない、と渋るに対し、「やるよ」と即決する武良井。武良井と川本は病院のデータベースを手掛かりに、清宮の別れた妻・遠藤康恵(山本道子)のもとを訪れるのだが……。

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