キャスト
須藤友三(すどう・ともぞう/48歳) …渡部篤郎
「元捜査一課の鬼刑事」。
半年前までは捜査一課に所属、たたき上げの鬼刑事としてならしていたが、ある事件で銃撃を受け負傷。そのため、捜査の最前線から外され、窓際部署の“いきもの係”に飛ばされた。現場への未練は強く、戻りたいと願いつつも、警察の組織をよく理解しているからこそ、それが難しいことも同時に理解していた。年齢的にも若手に道を譲るべきだと考え始めており、かつてのような捜査への情熱を失いかけていたが、“いきもの係”としての初仕事で圭子と出会い、圭子の動物に関する知識の助けを借りて事件解決をしてしまったことをきっかけに、再び情熱を持ち始める。

薄 圭子(うすき・けいこ/22歳)・・・橋本環奈
「動物マニアの新米巡査」。幼少期から動物に対しての異常な興味と天才的な記憶・考察力を発揮、大学では獣医学を専攻していた。動物についての広く深い知識はもとより、飼育法や治療にも詳しく、生物学やアニマルセラピーなどにも精通する“動物マニア”。しかし、その深い愛情は動物にのみ注がれ、基本的に人や事件そのものにはあまり興味はない。

石松和夫(いしまつ・かずお/33歳)・・・三浦翔平
須藤の後輩で捜査一課時代、コンビを組んでいた。刑事として須藤を尊敬し慕っていたが、ケガをして現場を外れてしまった須藤に元気がないことを気にしている。冷静沈着で、熱い思いはそれほど表に出さないが、実は須藤を心配していて、それとなく“いきもの係”としての須藤が関われそうな事件を持ってくる。

日塔 始(にっとう・はじめ/42歳)・・・長谷川朝晴
須藤の元同僚。キャリアで上昇志向が強く、いち早く昇進したため、プライドが非常に高い。検挙率は須藤に遠く及ばなかったが、妙に対抗心を燃やしており、左遷された須藤のことを軽んじる言動が多い。一方で、圭子に一目ぼれをし、彼女に対しては強く出ることができない。

三笠弥生(みかさ・やよい/23歳)・・・石川 恋
一見ギャル風の見た目だが、意外な洞察力の持ち主でもあり、須藤や圭子に対して時折、鋭い突っ込みを入れてくる。プライベートでは圭子と食事に行ったりもする仲で、変わり者である圭子の数少ない理解者でもある。

桜井 薫(さくらい・かおる/28歳)・・・清原 翔
日塔、石松の下で働いている。フットワークは軽く、基本的な職務はスムーズにこなすが、たまにおっちょこちょいなミスをやらかしたりする一面も。

四十万拓郎(しじま・たくろう/35歳)・・・横山だいすけ
幼いころから警察官にあこがれ、そのためにひたすら努力を積み重ねてきた、今どき珍しいピュアすぎるほどピュアな青年。所轄の警官で、事件の捜査にやって来る須藤と圭子を事件現場でフォローする。須藤のことを「伝説の刑事」とあがめている。

ナオミ・・・ティティ(猫/スコティッシュフォールド)
第1話で圭子に助けられ、その後、総務課の飼い猫となった。非常におとなしい性格。

二出川昭吉(にでがわ・しょうきち/68歳)・・・でんでん
定年退職して以降、過去の経験談を自慢しに警察博物館によく来る常連。受付の弥生からは軽くあしらわれてばかりだが、めげることなく話しまくる。一方で圭子には、興味深く話を聞いてもらえる。現場経験のない圭子が事件捜査に詳しいのは、二出川の知識によるもの。

鬼頭 勉(きとう・つとむ/55歳)・・・寺島 進
須藤の元上司であり、彼の総務課への異動を決めた張本人。柔和な表情の中に鋭さを秘めており、鬼頭を恐れる者は多い。須藤自身は左遷だと思っているが、鬼頭には考えがあるようで、石松に須藤を監視させている。動植物管理係が発足したのは、実は鬼頭の動きによるものだった。それには、過去の事件における彼自身の後悔が関係しているようで…。

田丸弘子(たまる・ひろこ/52歳)・・・浅野温子
捜査一課時代の「鬼の須藤」を知っており、左遷され元気がないように見える須藤を気遣う。好奇心旺盛で、須藤と圭子が持ち帰ってくる事件の話に聞き耳を立て、いつの間にか話の輪の中に入っていることもしばしば。ひょうひょうとしつつも勘は鋭い。警視庁内の人間関係やウワサ話に目がなく、時にそのことが事件解決のヒントになることも。

- 須藤 友三
- 渡部 篤郎
- 薄 圭子
- 橋本 環奈
- 石松 和夫
- 三浦 翔平
- 日塔 始
- 長谷川 朝晴
- 三笠 弥生
- 石川 恋
- 桜井 薫
- 清原 翔
- 四十万 拓郎
- 横山 だいすけ
- ナオミ
- ティティ
(猫/スコティッシュフォールド)
- 二出川 昭吉
- でんでん
- 鬼頭 勉
- 寺島 進
- 田丸 弘子
- 浅野 温子
スタッフ
原 作 | 大倉 崇裕 「小鳥を愛した容疑者」、「蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係」、「ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係」(いずれも講談社文庫)、「クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係」(講談社文芸ピース) |
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脚 本 |
田中 眞一 三浦 駿斗 |
編成企画 | 渡辺 恒也 |
プロデュース | 貸川 聡子 |
演 出 |
木下 高男 松木 創 石川 淳一 菊川 誠 |
音 楽 |
Evan Call Audio Highs |
主題歌 | 超特急「My Buddy」(SDR) |
制 作 | フジテレビ |
制作著作 | 共同テレビ |