台本をお読みになって最初に感じたことは?
あまり知らない世界のお話だったのですが、分かりやすくてスッとこの作品の世界観に入っていけました。だから、演じるのが楽しみでした。専門用語も多いので、大変かもしれないなとは思ったんですけど、案外大丈夫でした(笑)。
説明しなければいけない事柄も多いですからね。
そうなんですよね。まずは、お客さんにこの作品に慣れてもらわないといけないですし。
石倉文太というキャラクターを演じるにあたって、制作サイドとのディスカッションもあったかと思うのですが、何かリクエストはありましたか?
いえ、特別なものはなかったと思います。石倉というキャラクターは、あまりでしゃばるような存在ではないですが、昔からみちおさんのファンで元・傍聴マニアという一面もあります。そして、坂間さんに対するいちずな思いは……どうなるのか楽しみにしていてください(笑)。
入間みちお役を演じている竹野内豊さんとのお芝居はいかがでしたか?
僕は、小さいころにドラマの現場に遊びに行って、竹野内さんにお会いしているんです。だから、どんな役でもいいから一度ご一緒したいなと思っていたので、嬉しかったです。
黒木さんとお芝居をされてみての印象は?
黒木さんは本当におしとやかで素敵な女性だなと思いました……女性らしい女優さんを見たような気がします。素敵です。
これまでの撮影を通して、印象に残っている出来事は?
ロケ先は遠かったですね(笑)。ただ、こういうご時世ですから、特にスタッフのみなさんは撮影中もいろいろ気を遣うことも多かったと思いますが、撮影がストップするようなこともなく、大きな影響もなかったので、感謝しています。
最後に、視聴者のみなさんに向けてメッセージをお願いします。
刑事裁判官にスポットを当てたドラマは民放の連続ドラマでは初めてですけど、時に笑えて、時に真剣で、とても爽快感があるドラマだと思います。家族や友だちと一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

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