フジテレビでは、10月12日(土)に土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル』(21時~23時10分)を放送する。
本作のドラマパート「肩の女」に、佐々木蔵之介と佐野勇斗が出演することが決定した。脱サラをし10年越しの夢だったラーメン店をオープンさせた氷川武彦を佐々木が、その店でアルバイトとして働く立花恵介を佐野が演じる。念願だったラーメン店をオープンさせたものの、客足がさっぱりなことに悩む氷川。氷川は、場所も味も悪くないはずなのに、客が全く来ない理由に何となく気づいていた。それは恵介の肩に、上半身だけの女が絡みついていること。上半身だけの女が取り付いた恵介を辞めさせれば、店に客が来るのではと考える氷川だったが、明るく人の良い恵介をクビにすることをためらう。そこで、氷川は恵介の肩を塩で清めようとするがうまくいかない、すると今度は店内に下半身だけの女が現れる。氷川が意を決して上半身だけの女、下半身だけの女、それぞれに塩を投げつけると彼女たちは姿を消し、その後、店は満員になるほど繁盛する。しかし、氷川が久しぶりの忙しさに心地よい疲労感を感じながらベッドに入ると、下半身だけの女が現れ・・・。
佐々木が『ほんとにあった怖い話』に出演するのは、「迷子」(2004年2月7日)以来およそ15年ぶり。佐野は『ほんとにあった怖い話』初出演で、フジテレビドラマの出演も今回が初めて。なお、佐々木と佐野は今回が初共演。円熟味を増すベテラン俳優の佐々木と、注目の新進俳優・佐野が、ホラー作品ながらどこかコミカルな展開を見せる「肩の女」で、どんな掛け合いを見せてくれるのかに期待が集まる。
1999年から『ほんとにあった怖い話』を支えてきた総合プロデュース・後藤博幸を始めとする、おなじみのスタッフチームによる20周年の記念放送。長きにわたり日本をゾッとさせてきた“ほん怖”が、さらにパワーアップし、いまだかつてない恐怖体験をお届けする。