
北海道のとある病院の廊下にある鏡には、奇妙なうわさがあった。しかし、なぜか誰もその話題に触れようとはしない。ある深夜、入院中の少年・直也(神木隆之介)は、トイレに行った帰り道にうわさが気になり、一人でその鏡へと向かってしまう。鏡の前で立ち止まると、背後を通り過ぎる人影が――。しかし、振り返っても誰もいない。その時、鏡の中に俯いた女の姿が一瞬映り、直也が鏡に手を伸ばした瞬間、鏡の中から女の腕が伸びてきて…。
萌(吉高由里子)は、友人の梨加を誘い、格安旅行にやってきた。旅館の女将に案内された部屋には、ついたてがあり、ふと萌がその裏をのぞくと、シミだらけのベッドが放置されていた。館内に漂う不気味な空気に違和感を抱きつつも、旅を楽しむ梨加のため、気丈に振る舞う萌。しかし夜が訪れると、部屋の奥からただならぬうめき声が聞こえ始め…。
タクシー運転手の西村(田中哲司)は、東京からの長距離客をとある田舎道で降ろし、帰路についた。すると突然、一人の女がタクシーの前に現れる。どこか気味の悪さを感じながらも、その女を乗せた西村は、指示されるまま、どんどん険しさを増す山道を進んでいった。次第に不安になってきた西村が「お客さん、本当にこの道でいいんですか?」とバックミラーを見やると、後部座席にいたはずの女の姿はなく――。
声優を目指しながらコールセンターでアルバイトをしている峰岸玲奈(橋本環奈)。ある日、給湯室で休憩していると「キュルキュル…」という奇妙な物音とともに、人影のようなものが通り過ぎたことに気付く。不思議に思いながらも仕事を続けていると、上司から地下倉庫へ商品サンプルを取りに行くよう命じられる。同僚とともに向かった倉庫で、どういう訳か緊張した様子でサンプルを取り出す同僚。すると、再び「キュルキュル…」と奇妙な音が聞こえてくる。不審に思った玲奈が「他の人も来ているの?」と聞くと、同僚の表情が一変し――。不穏な気配と不気味な音が、二人の身に迫り来る!
脱サラし、念願のラーメン店をオープンさせた氷川武彦(佐々木蔵之介)。しかし、客足がさっぱりなことに悩んでいた。場所も味も悪くないはずなのに、客が全く来ない理由――。それは、アルバイトの立花恵介(佐野勇斗)の肩に「上半身だけの女」が絡みついていることだ。恵介を辞めさせれば、客が来るのではと考えるも、明るく人柄の良い恵介をクビにすることをためらう。そこで氷川は、恵介の肩を塩で清めようと試みるがうまくいかず、ついには「下半身だけの女」まで姿を現し…。
『ほんとにあった怖い話』のADを務める矢澤謙太(山本耕史)。日々心霊作品に携わりながらも、自身は心霊現象を信じていなかった。そんなある日、番組で扱う心霊写真の検証作業を行っていた謙太は、一通の封筒に入った怪しげな写真を見つける。一見普通の写真に思えたが、そこには、一枚ごとに徐々に近づいて来る女の姿が映っており…。
大学のキャンパス移転に伴い、1人暮らしを始めた田山梨菜(たやま・りな/井上)。節約のため、古びたアパートへの引っ越しを決めた梨菜だったが、早速1階に住む親切な家族とあいさつを交わし安心感を抱く。しかし、隣の部屋から謎の視線を感じ、あいさつに向かうも反応はなく、翌朝、ドアノブにかけておいたあいさつの品だけがひっそりと消えていた。さらにその日の夕方、隣の部屋の方からこちらに近づいてくる足音が聞こえ…その後も続く不可解な出来事におびえる梨菜だったが、やがてアパートに隠された恐ろしい真実を知ることになる――。