インタビュー

『奇々怪々女子寮』観月ありささんインタビュー
ホラー作品はお好きですか?
ホラー好きです。いろいろ見るんですけど、『ほの暗い水の底から』っていう黒木瞳さんの出演された作品とか、『リング』とかが好きですね。あと、結構昔のものだと思うんですけど、『女優霊』っていう作品があって、10代の頃に見たんですけど、それもすごく怖かったですね。ホラーは、映画館に友達と見に行ったりもしますし、家で一人で見たりもします。
ご出演が決まった際のご感想を教えていただけますか。
ホラー好きなので、ホラー作品にも出たいと思っていたんですけど、(出演は)割とハートウォーミングなタイプの作品が多くて、“ザッツホラー”っていう作品とは、ちょっと縁遠くなってたんです。久しぶりに怖いホラーの作品への出演が決まったんで、楽しそうだなって思っています。
演じてみられていかがですか?
お話も割と短いですし、いかに怖く見せるかっていうのが、すごく難しいと思います。ホラーは音響だったり「間」が重要で、「ための怖さ」みたいなものがあると思うので、そこを今回すごく監督とも話し合いながら演じています。 今回のお話も、すごくリアリティーがあって、誰もが経験したことのあるような怖さがあると思います。ホラーを見たあと、お風呂に入っていると、「後ろに誰かいるかも」って思ったりして、すごくそういうのに反応しちゃうときってあるじゃないですか。誰もが経験したことのある部分を描いていて、誰もが怖いと思えるような内容なので、ホラー好きの人もうならせるような作品になればいいな、と思いますね。
ご自身に恐怖体験、心霊体験はありますか?
金縛りにも遭ったことありますし、(霊に)腕を急に引っ張られたことがあるんです。
その当時、ラジオをやってたんですけど、そのラジオ局が非常によく“出る”と噂の局で、その時ちょうど夏の企画もので、スタジオまわりの心霊スポットを見に行こうっていう話になって、録音テープと機材を持ってスタッフとみんなで行ったんですよ。その心霊スポットは、物置みたいに、古い日本人形だとか、いろんな使わないものが置いてあるような部屋になってたんですね。「ここで写真を撮ろう!」なんて、若いときだからそんなことをやってたんですけど、そこで写真を撮ったら、十字架みたいな光がポラに入ったんです。それも怖かったんですけど、その後にいざ、本編の収録をしましょうっていうことになって、「さて今週は、夏なのでホラー企画として、ここのスタジオの一番怖いと言われている場所に行ってきました」みたいなことを言いながら放送してたんですよ。そうしたら、ラジオのブースで話しているときに、つんって裾を引っ張られたような感覚があって。自分のスカートでも踏んじゃったかな、と思ってしゃべりながら下を見てもなにもなくて、またしゃべってたら、今度は二回ぐらい強い力で腕を引っ張られて。「うわ、何今の!?」っていう感じでしたね。
霊感はあるんでしょうか?
幽霊の姿形を見たっていうことはないんですけど、ちょっと空気悪いな~とかっていうのを感じることはありますね。病院のロケに行って、「あ、ちょっとこの部屋にはいられない!」とかって感じた部屋があって、話を聞いてみると、患者さんが亡くなられた直後だったりとかっていうこともありました。
ちなみに、ここのスタジオは大丈夫ですか?
うん、ここは大丈夫です(笑)昔からある古いスタジオとかは結構ありますからね~。
霊的なもの以外で“ほん怖”なものは何かありますか?
ほんとに怖いもの…。難しいですけど、生放送が怖いですね。生放送とか舞台が怖いです。失敗するとしばらく夢に見るぐらい(笑)。とちれないし、取り返しがきかない怖さがありますね。
視聴者の方にメッセージをお願いします。
私も含め、ホラーファンの方ってたくさんいると思いますし、この番組は、夏の風物詩的な番組だと思いますので、ぜひたくさんの方に見ていただいて、ゾワァ~ッと寒い思いをしてほしいな、と思います。
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