インタビュー

「霊の通る家」主演 中川翔子インタビュー
ドラマ初主演のご感想を。
“主演”ということが、まさか人生で起きるとは信じられなかったんですが、実際に演じてみると昔の実家の怖さを思い出して、その怖さが緊張よりも上回っています。監督からは、「もっと怖いはずだから、もっと怖がっていいんだよ」って言われて。ひとりっ子だったので、怖くても真顔で怖がっていたというのがあったので、もっと怖そうにしなきゃって思って演じました。
実体験をドラマ化すると聞いたときは、どう思いましたか?
自分は本当に怖かったんですが、それを自分と同じように、みんなも怖がってくれるのか、すごく心配でした。人に話しても、どの話も信じてもらえなかったんですよ。なので、ドラマで実際に私が演技することによって、本当だったということを伝えられたらなって思います。信じられないようなエピソードだからこそ逆にリアルなんじゃないかなと思います。
もともと霊感が強かったのですか?
やたらと足音が聞こえたりとか、ここがすごく嫌だなって感じたりしていました。怖がりなんですがそういうものが大好きで、足音が聞こえてくると、すごく怖いのと、ドキドキの好奇心と、半分半分でいました。
怖い体験を人に話すタイプ?
実家では家族のみんなが慣れちゃっていて、「まただね」という感じで笑っていました。子供だったから大丈夫だったけれど、いま冷静になると絶対怖かったなって思います。
ご自分の演技をモニターでご覧になっていかがでしたか?
15才の頃の自分に戻ったつもりで演じたんですけれども、もう少し服装とかだらしなかったかなと思って(笑)。当時人生で一番オタクだったので、ちょっと美化しているかなと思いました。
このほかにも怖い体験はありますか?
つい最近も、窓の前でポーズをとった写真をブログに載せたら、窓の外に霊が何体も写っているってめちゃくちゃ書き込みがきました。全国から、「この写真やばいですよ」という問い合わせがきて、そういう現象からまだ離れていないのかなって思います。
注目してほしいシーンは?
金縛りにあっているシーンですね。ガタガタ震えて、実際にあうと嫌なんですが、楽しくてしょうがなかったです。その時のことは、本当に人生で一番怖かった瞬間で、それを実際に演じるということに勇気がいったのと、楽しかったのと、それをみんなに言えるんだというので嬉しかったのと、色んな興奮がつまっています。目をひんむいて怖がりました。
最後に、視聴者のみなさんに向けてメッセージをお願いします。
実際に起きた自分自身の恐怖体験を、自分自身が伝えるということで、何倍にも怖さが出るといいなと思っています。リアルだと思いますので、リアルにギザ恐ろしい霊体験あなたに届け!ギザ金縛り!ギザラップ音!恐ろしい夏の締めくくりです!!
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