インタビュー

稲垣吾郎さんインタビュー夏の特別編2004
「ほんとにあった怖い話」が、9月7日放送の「夏の特別編2004」に続いて、10月からはレギュラー番組として復活しますが、いまのお気持ちは?
嬉しいですね。こういう形でまた出来る、ということも、ありそうでないことだし、僕はパート2とか、そういう経験があまりなかったので…。また同じスタッフと同じキャストで出来る、というのも楽しみです。それだけ反響があったからでもあるので。だから、とても嬉しく思っております。
久々の「ほん怖クラブ」はいかがでしたか?
いま、違う番組で風水とかもやっているから、「風水的な角度から見たらどうなのかな?」とか、いろんなことを考えながらセットを見ていたんですけど(笑)。まあでも、不思議とちょっと落ち着く感じがありますね。見守られてるような…。相変わらず、ちょっと怖い、ただならぬ雰囲気もあるんですが(笑)。
「ほん怖クラブ」のメンバーである子どもたちとの再会に関しては?
パワフルですね、やっぱり。いきなりテンションが高いんで、ビックリしてしまいました(笑)。中には、少し大きくなってる子や、夏休みだから日焼けしてる子もいたりして…。
“ほん怖五字切り”も久しぶりでしたね。
恥ずかしかったです(笑)。みんなで声を出すと、結構スッキリするんですけどね。「エイエイオー」じゃないですけど…。そういうことって、ありますよね、日本独特の…。だから、徐々に慣れていくんじゃないですか(笑)。
この夏、稲垣さんは何か体験しましたか?
そうだなぁ…。いまちょうど「八つ墓村」っていう、怨念とか祟りとかを題材にしたドラマをやっていて、岡山でロケをやったんです。ちょうど8月8日の“八つ墓村の日”にロケがあって。その時、背中で雷が光ってたりして…。偶然だとは思うんですけど、何かあるのかなぁ、なんて思いました。心霊現象ではないですけどね(笑)。あとは…結構、写真とかは気になりますよね。「何か写ってないかな?」って見ちゃいますよね。あれだけ心霊写真を見せられましたからね(笑)。でも、意外と写ってないんですよ。でも、考えてみると、ことしの夏は、恐怖づいていますね。自分自身はそうでもないんですけど、番組でVTR中にそういうものが映ったりするような現象がいくつかあったみたいだし。まあでも、多分それは嫌がらせとかではないような気がしますね。アピールというか、見守ってくれているんじゃないでしょうか。そのメッセージを真摯な態度で受け止めて、それを解釈して、子どもから大人までわかるように伝えていこう、というのがこの番組のひとつのテーマですからね。
前回よりも力を入れていきたい部分はありますか?
そうだな…機会があれば、ドラマにも出たいですね。前回、出来なかったので。でも、この半年近くの間にも、いろいろと「恐怖幽便」が送られてきているみたいなので…。それを検証していくだけでも、楽しめそうですけどね。
もしドラマに出演されるとしたら、どういう役柄がいいですか?
心霊役がいいですね(笑)。でもまあ、きっと僕は怖がるほうが合ってるんでしょうね(笑)。海外とかの霊にも興味があるんですよ。この番組の基本はジャパニーズお化けなんですけど、海外から投書がきたりしたら、それを取り上げるのも面白いかな…なんて。ちょっと飛躍しすぎですね。海外ロケしたいな、っていま思ったから言ってみただけなんで(笑)。
ちなみに、前回放送されたものの中で一番怖かったものというと?
どれもみんな怖かったからなぁ…。ドラマも心霊写真もたくさんありましたからね。う~ん…やっぱり電波霊とかは怖いですね。僕らの仕事も電波を通じてやっているものですしね。ドラマでいうと、団地が舞台だった「折れた護符」とか怖かったですね。僕も団地育ちなので、子どもの頃のイメージとちょっとリンクしてしまって、怖かったですよ。恐怖心って、子どものころにある程度出来上がってるじゃないですか。そこを刺激されると、怖いですよね。また、横に小学生がいるので、子どもの目線に戻りやすいですからね。
最後に、視聴者のみなさんへのメッセージをお願いします。
多分、作るほうも僕らも、多少怖さみたいなものに少し慣れてきているところがあると思うので、ちょっとしたことじゃもう怖くなくなってると思うんですよね。だから、提供するものはさらに怖くなるんじゃないかな、と思います。あとは、いろいろな教訓とかもあるので、親子で見ていただければ、とてもためになる番組になると思います。楽しみにしていてください!
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